私ひとりだけが楽しいブログ

2007年 10月 07日 の記事 (1件)


チームに感謝、家族に感謝、ファンに感謝・・・。
色々な人々に感謝しながら、カープの勇者がまたひとり、去りました。

チケットを掲載して約10日、佐々岡の引退試合に昨日、行ってきました!
到着すると「真っ赤におもう日」ポスターが全員に配られ、ビジョンやスラィリーの指示でスタンドに掲げられました。
スタンドは赤一色、しかも珍しく?超満員。

この赤い雰囲気にすっかり飲まれてしまった横浜の先発吉見投手、嶋の100号3ランなどでいきなりカープ打線にボコボコにされたあげく、前田の顔に死球をぶつけて危険球退場という乱調ぶり。
この時点ですでにカープ勝利はほぼ決まり、カープ先発の大竹の好投や更なる追加点の度ごとに、満員の観衆の心はひとつになりました。
しかし全員の注目は、やはり佐々岡がいつ出るのか?ということでした。

そして、9回表、ツーアウト、10対0、あとひとり。
ブルペンが突然ビジョンで中継され、投球練習をやめた佐々岡がグラウンドに向かう姿・・・場内、最高潮です。
佐々岡はリリーフカーに乗らず、走ってマウンドに登場です。

ヒジョーに分かりにくいけど雰囲気だけご覧ください。

投球を開始した佐々岡、ご存知のとおりこの直後、村田にポコーンとソロホームランを打たれちゃったのです。
場内では激しいブーイングが起こり「空気読め〜〜ゴルァ!!!」「帰れ村田ぁぁぁ!!」の声が飛び交います。
・・・いえ、私ね、かっこつけるわけじゃないですが。
ブーイングの気持ちも分かりますが、勇気を出して真剣勝負に挑んだ村田は立派でしたよ。
真剣勝負をしないで八百長の三振をして試合終了・・・のほうが、よっぽど佐々岡に失礼で、空気を読んでいないと思うんです。
まあ、それまで10-0で余裕で勝っていて、接戦を制するようなホームランじゃなかったからそんなこと言えるんですがね(笑)。
佐々岡は多少なりとも納得が行かなかったのか、今日のヤクルト戦にもなぜか出てきましたが、それは演出のひとつですし。

試合終了後、引退の挨拶をする佐々岡。

淡々と、泣くこともなく、しかし感動的な語り口に涙する観客も大勢います。
左端にはボロ負け横浜の選手も整列しています。

そして胴上げされる佐々岡。

これが優勝の胴上げだったらどんだけ・・・という仮説は仕方ないので、とにかく18年間お疲れ様でした。
試合が終わってもしばらく、観客が誰も帰ろうとしません。
私たちももちろん、スタンドでALL-IN-LIVEの余韻に浸りました。
カープのファンでよかったと心から思える、すばらしい日でした。

「ファンに感謝」と言ってくれた佐々岡。
我々ファンは全員「あなたに感謝」です。
たくさんの感動をありがとう。きっと忘れません。
2007 10/07 23:40:09 | 広島東洋カープ | Comment(0)
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