私ひとりだけが楽しいブログ

2007年 12月 10日 の記事 (1件)


今度は、これ読みました!


千原ジュニアの本です。
麒麟田村に続き、芸人さんの本です。
芸人さんの本は質難しい表現が少なく、しかも笑いのツボを押さえていて読みやすいので大好きです。
・・・いや本当は、もっと質難しい本をじっくり読みたいんですがね。
あまり今、時間がなくってね。
それでも読書は好きなので、なんか読みたくてね。

現在、不登校→転校の生徒を抱えているカテキョとして、引きこもりというキーワードについて考えさせられる内容でした。
引きこもってる本人は、何も考えていないようで、ちゃんと自分自身と戦っているのですね。
ハタから見れば異常行動に見えても、本人は一生懸命。
世の中の引きこもりがみんな彼みたいではないでしょうが、ちゃんと自分の存在に誇りを持ちつつパジャマ生活をする、そういう時期であるなら、引きこもりにも意義があります。

私は福山で教育業を再開して、不登校生徒を主に担当するようになり、この町における引きこもりの多さに驚きました。
しかも、大半が理由なき不登校でした。
いじめ、成績不振、人間関係など、そういう原因のはっきりした不登校ではなく「なんとなく」学校に行かなくなった生徒があまりにも多くて、正直甘えるんじゃない!と思いました。
しかし、それら「なんとなく不登校生徒」達が、千原ジュニアのようにちゃんと戦う自分に誇りを持っているなら、それはそれで理解を示したいと思います。
マジで甘えてるだけなら、同情も応援もしませんがね。

私自身は不登校の経験はありませんが、自分が何をしたいのか分からずに悩んだ時期は確かにあります。
未来を必死で探し出そうとした時期もあります。
だから、とても共感できます。
たまたま彼の場合は、そんな時期に人と会うのを避けただけのこと。
私は未だにある意味、未来を探してますので(笑)、すでに道を見つけて第一人者になってる彼に負けてますね。

本の中の彼は14歳。
でも、10代でも20代でも30代でも〜〜〜80代くらいでも、自分の存在意義や未来について少なからず考えるわけで、その意味で幅広い年代の人が共感できる本です。
「自分探し」真っ只中の人にお勧めしたいです。

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2007 12/10 23:40:07 | 趣味 | Comment(0)
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