私はタバコ吸わないんですが、義父が申し込もうとしていた用紙があったので見せてもらいました。
カードもそうだけど、申込用紙もなんか大げさですね・・・。
記入事項がいっぱい。

こんだけいっぱい記入させといて、しかも写真まで貼らせといて、まるでパスポートの申請用紙みたいなのに、実際には単にタバコが買える、それだけのカードなんですね。
ビデオ屋や郵便物受け取りの身分証明にすら使えないみたいです。
マジでタバコが買えるだけ。しかも自販機で。
しかも自販機は23時までしかやってない・・・このカードに意味はあるのでしょうか。

未成年に買わせない、それが目的なら、システムで管理しようとしても無理があるような気がします。
他人からカードを借りたりしたら無意味だし。
むしろ、犯罪が増えそうに思うんですがねぇ。
オヤジ狩りとか窃盗とか、そういう凶悪なのは別としても、例えば死んだ親や祖父母のカードをそのまま流用する子供とか、取り締まれるんですか？
他人に譲ったり貸したりした場合の罰則がちゃんと決まっていれば大丈夫ですが、そういうのなさそうですし。

申込用紙をよく見ているうちに、さらに思いました。
これって未成年でもカード作れそうです。
親の写真載せて、親の身分証明書借りたら記入できます。
全然、取り締まりになってないです。
ツッコミどころばっかりのシステムです・・・ええのか？

あと、いらん世話ですが、個人タバコ屋さんの経営も悪くなるでしょうね。
義父は自宅の目の前に自販機があるから申し込むみたいですが、そういう事情がないならコンビニでタバコ買うほうがずっと面倒がありません。
自販機所有のタバコ屋さん気の毒・・・。

個人的には、昔やったイタズラがもうできない。
いや、10円玉をいっぱい用意してタバコの自販機に入れるんですよ。
500円分入れて、返却レバーを押すと「500円玉」が出てきますから、これを何度も繰り返して逆両替します。
そのうち、500円玉の在庫が切れて100円玉が戻ってくるようになり、それも切れたら50円玉が戻ってきます。
10円玉しか戻らなくなったら仕込み終了、近くに隠れて誰かが自販機でタバコを買うのを待つのです。

その誰かが「1000円札」でタバコを買ったら大成功。
お釣りは全て10円玉・・・目が点になってること間違いなし。
はた迷惑ですのう。
でも、そういうイタズラが可能な、のん気な時代でした。
もうできません。そんな時代じゃなくなりました。

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