昨日参列した葬儀は、晴天の中、滞りなく終わりました。
亡くなったおばあちゃんは10月3日に98歳になったばかりで、数え年で享年99歳。
最後に会ったのは20年ほど前で、その頃はぽっちゃりとふくよかだった体が痩せて小さくなり、なんだか悲しかったです。
でも99歳なら天寿を全うしたと言えるので、喪主も「故人の旅立ちを祝う晴天」と挨拶されてました。

おばあちゃん、これからはゆっくり休んでください。
あっでも仏道修行があるのか、大変そうです。

それはまあともかく。
昨日、ものすごいショックなことがあり、ブログ更新どころじゃなかったのでした。
でも、無事解決したみたいなのでちょっと安心です。

そのショックなこととは。
葬儀が終わって火葬場で親戚衆とだべっている時、旦那から電話が。

おい。
社宅、出んといけんかも。
それも今月中に。

何事ですか、全く。
異動の時期じゃないでしょーに。
やっと数珠を発掘したばかりなのに。
また箱に片付けろってか。
冗談じゃないですぜ旦那様。

現在住んでいる社宅については何度も書きましたが、4月に新築された、見てくれだけは美しい社宅です。
しかしエアコン設置にものすごい手間を要した、電器店に言わせれば「ありえない」社宅です（こことか、こことか、暇な方はご覧ください）。
しかもこの数日で、結構な世帯で下水漏れが続出。
マジで欠陥住宅の疑惑が出始め、全世帯で配水管の点検が行われることになりました。

点検の結果が悪ければ、修理終了までの期間は近くの別の社宅に間借りをし、修理が済んで戻って来たければそれは可能。
移動に必要な経費は業者が全額負担。
ということだそうですが…。

荷物の移動がどんだけ大変か、あんたらわかっとるんか？
数珠だけじゃないんで、いっぱいモノがなくなるんじゃ。
金出したらそれでええんか？
そもそも新築なんだから、人が住み出す前にそんくらい点検しとけや〜〜バカヤロ〜〜〜！！！

などと怒りがあったのは事実ですが、それ以上に「もう面倒くさいことはできるだけ避けたい」が本音でした。
そして、今朝。
業者と施設係が仰々しくやってきて、配水管を点検。
ドキドキ。
ドキドキドキドキ。

異常なし。この部屋は修理不要。

ほっ…よかった。

しかし全16世帯点検の結果、4世帯、修理をしないと住めないという結果になりました。
うちはラッキーでしたが…ハズレを引いた人は当然、ものすごく怒っています。
はじめからちゃんとしとけよ、みたいな。
いや、その通りですよ。
手抜き工事もいいけど、最低限住める家を作ってくれないと。

そして施設係のダメ押しの逆撫で。
「近々、エアコンの穴の開け直しも全世帯で実施します」

夏に散々私が文句言った時は聞いてくれんかったくせに。
聞いてくれんけん、諦めてエアコン返品して妥協して、買いなおしてお金余分にかかったのに。
ブチ切れそうになりながら「結構です」と言ったんですが、ここは社宅です。
私らが出て行った後も、切れ目なく次々と人々が住むのです。
その人々のために、正しい位置に空けておきたいとのこと。
あー、そう。
もう好きにしろ。

エアコンの穴あけなら、荷物の運び出しはなく、当然荷造りも必要ありません。
だけど1日かかるだろうし、もうエアコン設置がありえないと思って置いた家具や棚を移動せねばならず、面倒です。
日取りが決まれば仕事を休んで在宅しなければなりませんし、推薦入試まであとわずかの大学受験生を抱える身としては勘弁してほしいんですが…。
そういうこっちの事情、まったくお構いなし、ですね。

旦那様。
早く家、買いましょう（笑）。

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