私ひとりだけが楽しいブログ

2008年 12月 26日 の記事 (1件)


今日が仕事納めの企業は多いと思います。
私も今日めでたく「御用納め」の予定でした。
でも、月曜日に延びました。

私は企業人ではなく、フリーランスのカテキョです。
そして現在は受験生ばかり合計4人、指導しています。
要するにそのうちの1人が「もっと勉強したい」と言ったから追加指導になったわけで。
勉強に休日はない、とはよく言ったものですね。
私自身はそんなに勉強した記憶はありませんが(笑)。

単に「もっと勉強したい」というセリフを聞けば、とても向上心豊かで頑張り屋のイメージ、ですよね。
実際、追加指導のその生徒は頑張り屋です。
でも、最近の若者にありがちな「依存心の強さ」「不安の強さ」を私はすごく感じるのです。
本番はこんなので大丈夫なのか…と心配です。

その生徒は受験生なので、新たに教えるようなことはもうほとんどなく、現在の習得範囲をより確実に理解していく段階に入っています。
だから今の私がやってることは「教える」ことよりも「要領よく学習するポイントを押さえる」ことに過ぎません。
それって、先生なんかいなくてもできますよね。
自分ひとりの方がいい、って生徒もいます。
そんな「ひとりでもできること」に対して、先生の指導を必要とするから来てもらいたい、ってのはなんだかねぇ。
頼られれば嬉しいし、指導すればお金ももらえるし、私としては構いませんが…小学生ならまだしもそいつは高3です。
年明け早々の大学入試、ちゃんと受けられるんでしょうか。

こういう高校生が時代の流れ、とまでは申しません。
ただ、自分自身のことを思い出すと、私が子供の頃は大人はあまり好きじゃなく、なるべく接触したくない存在でした。
もちろん用事がある時まで避けたりはしませんし、そんなに極端な反抗期も別になかった(と思う)んですが、必要以上に大人と仲良くなろうなどとは考えませんでした。

だけどその高校生は私に対し「来れるときはなるべく指導に来て欲しい」とか「プライベートでも映画や買い物に一緒に行きたい」とか言うんですね…塾勤めの時もそういう生徒は確かにおり、自分とのギャップを感じるのです。
そうやって私と接触したがってくれる気持ちは間違いなく嬉しいんですが、理解はできないんです。
おいおい私はプライベートでまでわざわざ大人と付き合いとうはなかったぞ、みたいな。

単に、性格の違いですかね。
今は私も大人になりましたが、それでも未だに年配者に甘えたり頼ったりするのが得意じゃなく、何かと対等に接してみたり逆にへりくだりすぎたりしてしまいます。
弟がいるせいか、幼い頃から「姉さんキャラ」なんですよね。
遠慮があるから頼らないんじゃなく、頼り方を知らなくて面倒だから頼らない、という…なんかかわいげないです。

まあ、受験生には依存心は少ない方が絶対いいわけで。
とにかく入試の無事突破を祈るのみです。
それまで私もいっぱい仕事しましょうかね。
仕事があるのが幸せ、と自分に言い聞かせつつ。

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2008 12/26 23:59:29 | お仕事 | Comment(0)
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