ついに平成生まれの方々が、成人式を迎えました。
平成生まれとは、昭和を知らない世代、それだけで妙に自分とのギャップを感じるのは私だけ？
平成生まれの生徒を多く担当し、話題や趣味などはそんなにかみ合わない感じはなくてもやっぱり「昭和には生まれてない」ってことになるとそれだけでなんか差があるように思い…なんて言うようになったらババアですが（汗）。

私と仲のいい従姉んちの長男も成人式でした。
ただし、この長男は昭和生まれです。
昭和天皇の体調が思わしくなくなり、思わしくないまま年が改まり、昭和天皇崩御の前日…という時に生まれてきたからすごく記憶に残ってるんですが、要するにたったの7日間しかなかった「昭和64年生まれ」なんですね。
2日間だけですが昭和を生きたってことで、平成生まれの彼の妹とはちょっと格差っぽいものがあるんだそうで…私にはよくわかりませんが、微妙な何かがあるんでしょうね。
ちなみに亀田大毅も全く同じ日に生まれたそうです。

この学年（1988〜1989年生まれの人達）が中3の頃、中3の担任をしていた私の友人はてんやわんやになっていました。
中3の担任は高校入試用に「内申書」などの個人の書類を作るわけですが、これら書類には生年月日を書く必要があります。
公立学校は基本、年号で書きます。
その年号が「昭和63年生まれ」「昭和64年生まれ」「平成元年生まれ」と、3種類にも及ぶという前代未聞のことになってしまい、通常は2種類で済むところなのであたふたしたらしいです。
まあ、昭和64年生まれは少ないですが、少ないから余計に「なぜ存在する？」みたいな、本人達にはなんら責任のないイライラが密かにあったようで…ご苦労様でした。

そんな時代を経て、その学年も新成人。
私が「価値が出るかも」と無意味に大切に持っていた、昭和64年製作の500円硬貨（当時は白銅でした。今の500円玉はニッケル黄銅ですね）も、なんとなく色あせてきております。
予想に反して貨幣価値がほとんど上がってないらしいけど、ずっと持ってたりします…こいつも一応、新成人（笑）。

皆さん、おめでとうございます。
景気低迷、地球温暖化、高齢化など、あまり明るい未来が予測されない昨今ですが、夢は捨てずに頑張ってください。
私も夢は捨てません！
いや、笑うとこじゃないですよ。
58歳で歌手になり、61歳で紅白初出場を果たした秋元順子さんにあやかりたい…は、夢が大きすぎ？

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新成人の皆様もぜひ！