私ひとりだけが楽しいブログ

2009年 02月 02日 の記事 (1件)


あとで相談する、と言っていたBoAちゃんのオカンが、電話してきました(笑)。
バツが悪くても、やはり合格嬉しいんだ、だったら大目に見てあげましょうか…と思った私がバカでした。
電話に出るとオカンは、私が「合格おめでとうございます」を言い終わらないうちにヒステリックにまくしたてました。

「先生!娘が滑り止めに受かってから、毎日グータラ過ごして困っています!これでは○○大学の後期入試が受けられません!どうしたらいいですか?……」

ああ、ウザ。
好意的誤解なんか、するんじゃなかった。
やっぱこいつはしょうもなかった。

BoAちゃんが受かった大学は、志望順位で言えば3〜4番目くらいの大学です。
第1志望も含め、今のところひと通りの入試は終了し、現在は合格した1校を除く大学の合否を待っているところです。
オカンの言っている○○大学は第1志望で、もしもここに受からなかった場合のみ、滑り止めの有無に関わらず3月に行われる後期入試まで挑戦する、という予定になっています。

つまり。
すでに第1志望に落ちることを前提としたヒステリーなのでした…もう、どこまで縁起でもない親なんだ。
もうすぐ発表あるのに。
それ見てから考えようって、3日前に言ったのに。
しかも別の所に合格までしたのに、まだ文句あるんかい。
予備校の資料までもらってきやがって。

例によって、怒鳴りたいのをこらえて私は言いました。
「お母さん、発表はまだです。落ちたって決めつけたら本人がかわいそうです。イライラするかもしれませんが、本人は今まですごく頑張ってきましたし、発表の日まではグータラさせてあげてください。落ちたのがわかってから準備をしたって遅くはないですから」

そしたら、どこでもいいから受かってほしいと言ってたオカンの態度が変わりました。
「合格した大学、あまり行ってほしくないんです。さっき入学金は払ってきましたけど、私にも見栄があるから銀行で恥ずかしかったんです。だって先生、そんなに優秀な大学じゃないでしょう、私は知らなかった大学だし……」

いや、だからね、それも含めて「第1志望に落ちてた場合」の話になるんですってば…って説明しても聞かないですね。
正直、そんな悪い大学じゃないんですよ、滑り止め。
無知なオカンが知らなかった、そんなのどーでもよろし。
第1志望には負けるけど、結構名の知れた大学です。
不登校で高校中退で、通信制で単位を取りながら受験勉強をしてきた事情を考えれば、同い年で同学年の子に遅れたりダブったりすることなく大学受験ができるだけで十分立派なのです。
だいたい、見栄があるってどーゆーことよ。
娘はオカンの見栄のために大学行くんじゃないですよ。

結局、今日もなだめすかして、電話を切りました。
親の教育も、カテキョの仕事…まあ、そういう場合もたまにはありますが、この親は特に強烈。

頼む。
BoAちゃん、合格しとってくれぇ〜〜!!
これ以上、壊れたオカンの相手はできんのんよ…。

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2009 02/02 23:59:37 | お仕事 | Comment(0)
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