植樹から約2週間。
葉っぱの数は6枚になりました。

そして、今日決定的なことが！
茎の色が緑だったのが、茶色になったのです。
すごく嬉しいです。
実際の木でもないのに。

実際に草や花ではなく「木」の種を植えたことがある方ならお判りかと思うんですが、茎がだんだん成長して行き、草や花とは明らかに異なる色と形状になった時、それはそれは感動してしまうものなのです。
木の成長は早くはありませんが、だからこそ感無量。
ゆっくりじっくりと育んでいくいとおしさみたいなものに包まれます。

あとはしっかりした根をたくさん下ろし、よほどのことがない限り（手入れを極端にサボるとか、マツクイムシ被害に遭うとか、などです）、人間よりも長く生き続けます。
木に壮大なるロマンを求めていると「変な奴」と思われがちなんですが、そんなことはなく、木は深いのです。
お前、変な奴じゃん！というツッコミ幻聴がそのへんを漂っているようですが（笑）、それとこれとは別ってことで。

グリムスは数ヶ月程度で大人の木になるみたいです。
私が子供の頃に面白がって実家に植えたみかんの種（注：普通は種では植えません。苗を使います）は、忘れた頃に発芽し、しっかりした木になるまでに何年もかかり、10年くらいでやっと初めてブサイクな実が成りましたが…未だに食用可能な実が成ったことはなく（笑）、今後も成らないと思われます。
それでも木として生き続けていることが嬉しいです。

植樹スペースをわずかでもお持ちの人には、ぜひ何か植えてみるのをお勧めします。
動物を飼ったり、食用の野菜や観葉植物、花などを育てたりするのとは全然違う楽しみがあること間違いなし！なのです。
手入れの面倒がないのは「びわ」でしょうか。
実が成るのに15年ほどかかりますが、木として育つ過程を見るだけでも結構楽しめます。

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