家で教材を作りつつ、テレビをちらちら観ていました。
映画「HACHI」の予告編（というか宣伝）をやっていました。

日本で一番有名な犬ですね。
そして日本人なら誰でも知ってる、あの話ですね。
今は渋谷の駅前で銅像となり、主人の帰りを待ってる犬ですね。
それが海を越え、ハリウッドで映画となったのですね。

「パーカー教授は、駅のホームで子犬を拾います。」
ああ、出会いの場面だ…っておい！！
ハチって秋田犬じゃなかったっけ？
それ、柴犬じゃん。
好きではあるけどそんなに犬マニアじゃなく、雑種犬しか飼ったことがない素人の私にも、はっきり柴だとわかりました。
ハリウッド映画ではハチは柴なんかい。

「いつしかハチは、駅までパーカーの送り迎えをするようになる。」
あああ…ハチ、大きくなってる！
しかも秋田犬になってる！！
大人になると犬種が変わるんかいハリウッドでは。
動物の映画で、主演の生き物に複数のダミーが使われるのは致し方ないとわかっていますが…せめて子犬時代のハチ、同じ秋田犬を使ってほしかったと日本人としては思います。
多くの観客の涙を誘う感動作って言われてますが、予告だけで柴→秋田犬がバレちゃうんじゃ、ねぇ。

これだからアチラの国の監督は…と言わざるを得ません。
おそらく日本の犬は全部、同じ顔に見えるんでしょう。
主演のリチャード・ギアさんは大の愛犬家と聞いています。
それなのに何も疑問を持たないんだから、やっぱりアチラの国の人はザッパなのでしょうか。
それとも、その程度で違和感を持つ私が悪いのか。

ボロ泣き必至の映画…らしいですが、こんな違和感を抱えた私でも泣けるんでしょうか。
そのくらいの大作であれば、文句を言うべきじゃないんでしょうけど。

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