10月28日は、亡母の誕生日です。
いつも仏壇に飾る菊の花などではなくて、ダリアをあしらった派手目で秋らしいフラワーアレンジメントを持って、実家に行きました。

母は若くして亡くなったので、いわゆる老人になった姿を想像することが難しいんですが、私の人生の師と呼べる数少ない人物のひとりです。
生きていればきっと世話焼きなおばあちゃんとなって、今でも私に対して数々の指針を示してくれていることと思います。
そういう敬意を込めて、誕生日にはなるべく実家に帰るようにしています。
何か得られるような気がするんですよね。
気休めでもいいんですが。

父も一応人生の師ではあるんですが、どうにも天然ボケすぎるきらいがあり、いまいち威厳を感じないのが困ったものでして…まあ、それも父らしくていいとは思うんですけどね。
母とは別の形で、別の感情で敬っていくべき人、それが父です。
夏に悪くした足の具合もだんだんよくなってきているようです。
「今頃治ったって野球観に行かれんけんつまらんわー」…父ちゃん、そういうガキみたいなこと言わんでくれ（笑）。
ちなみに相変わらず、酒井法子は好きらしい…やれやれ。

さて。
実家にはたびたび帰省していますが、これの写真を撮ったことがなかったのでした。
今回初めて撮りました。

パーキングエリアで撮ったのでベストアングルではありませんが、因島大橋です。
建設当時日本最長の吊橋だっただけあって、渡るとなかなか絶景で迫力のある橋なんですが…何というか、それだけ感が昔からずっと否めないのは地元出身者の辛口評価でしょうか（違うと思います）。
でもご覧のとおり、天気がいいと緑も映えてなかなか。

これも初でしょうか。

本因坊秀策で有名な石切神社です。
「ヒカルの碁」15巻に、これと全く同じ絵が載ってます。
そんな場所が故郷にあるって、ちょっと嬉しかったり。
昨日の日記に書いた「糸崎神社」にも、本因坊の石碑があります。

…別に観光しに帰省したわけじゃないんですが（汗）。
ついでみたいなもんですが、こういうのもたまにはね。