予定通り、生徒のTちゃんのお誕生会に行ってきました。
こじゃれたイタリアンのお店で、私の分のコースもちゃんと予約してくださってて…めっちゃ嬉しいけど、いろいろあって重い気持ちをひた隠しにしながらの参加です。

本来は、家族水入らずで行うはずのお誕生会。
そんな催しに「わけあって」呼ばれた私は、Tちゃんの横の席に座らせていただきました。
カジュアルでおいしいコースメニューが次々と運ばれてきて、最後にはかわいらしいろうそくが11本立てられたケーキが。
みんなにハッピーバースデーを歌ってもらい、それを吹き消すTちゃん…ああ、部外者の私、明らかに違和感あります。
でもめでたいので、素直にお祝いです。

プレゼントは結局、Tちゃんのリクエストで、私も愛用している「KOSEハッピーバスデイ製バラの香りのハンドエッセンス」をあげました。
私がいつもつけてるほのかなバラの香りを気に入ってくれたのと、NEWSが好きだから…という理由でリクエストしてくれたんですが、セレブに思えてもやっぱり普通の小5女子っぽいものを好むってのがわかり、少し安心しました。

しかし、帰り際。
Tちゃんはこのめでたい日に、少し悲しい思いをすることになってしまったのでした…全く、もう。

プレゼントタイムを終え、ケーキも食べ終わり、ほどなくして解散、の流れだと私は思ってました。
そしたらお父さんが突然、言い出しました。

先生、今日は参加ありがとうございます。
すみませんが、帰り際に、3人の子供たちを連れて、家まで送ってやってくれませんか？
僕と妻はもう少しここで酒を飲んで、ゆっくりしてから、あとでタクシーで帰りますんで。

…は？
いや別に、通り道だし、送るのはいいんですが。
親は一緒に帰らないってか？
それはねぇ…気持ちはわかりますが…まずくないですか？
妹と弟は早く帰って寝たかったのか、素直に私の車に乗り込んだ感じでしたが、Tちゃんだけ泣きそうになっています。
いろいろ嫌なことを思い出してるのかと思うと、親にひとことふたこと言ってやりたい気分でしたが、そういうわけにも行きません…なんともやるせなかったです。

夫婦が仲がよく、それを子供が認識しつつ育つのは素晴らしいことです。
だけどラブラブ過ぎて、子供の姿があまり見えていないようなのです。
実はどうやら、6歳の弟も「夫婦の営み現場」に何度も遭遇していたらしく、意味もわからず「僕が部屋に行ったらパパとママが裸で抱っこしててね〜」とかパーティーの場で発言し、それを新妻が必死でごまかす…というようなシーンがありました。
ええのか？ええわけがないです。

私はカテキョです。
勉強を教えるために雇われている身です。
それ以外の様々な問題を知ってしまったとしても、介入する立場ではありません…もどかしいですが。
Tちゃんが相談してくれば、聞くことや意見することはできるけど、解決に向かってアクションを起こすことはできません。
みんなすごく優しくて気さくでいい人なんだけど〜。
やっぱ、人としてカンペキな人っていないんですよね。

とりあえずやっぱり仕事を頑張ろう。
それが一番のようです。

今日のおすすめ★梅干の通販なら「お梅はん本舗」

梅干を一粒一粒手作りでお届します。「お梅はん本舗」