私ひとりだけが楽しいブログ

2010年 09月 25日 の記事 (1件)


約1年ぶりに、高校生の指導に行きました。
ここ最近は小中学生の指導ばっかりで、それも充実してるといえばそうなんですが、やはり私の専門分野は高校生の国語指導。
久々に燃えるじゃないですか〜!!

と思いきや、その生徒は1回きりです(泣)。
中間テスト前の対策が必要で、わずか2時間だけ雇われて、それで任期満了、給料も即払い。
最近はこんな需要も多いんですね。
こんな需要に応えるため、先生探しに奔走しているカテキョ派遣会社に敬意を表します…結構、ドジやってくれることもあるけど。
まあ、久々に燃えはしたけど、終わりました。

そこんちのお母さんはとても話し好きな、気さくな方でした。
指導前と指導後のわずかな時間に、私にいろいろ聞いてきました。
私の職歴のことや、旦那の仕事のことや、今後の学習方法について…などなど。

その中に、こんな話題がありました。

先生は、幅広い学年や幅広い科目を教えてるんですね。
小学生から浪人生、不登校児までいるなんてすごいですね。
さぞかし、特Aランクの大学を出られたのではないですか?


…これ、よく言われるけど、世間の常識ってそんなもん?
特Aランク大学出身者はそもそも、教師は目指さないです。
官僚や医師や弁護士などを目指すと思います。
私が所属したあらゆる教育機関に、特Aランク大学出身者の教師なんてひとりもいなかったように記憶しています。
地方の国立や、中堅私学出身が大半でした。
かくいう私も、二流大学で教員免許を取りました。
最近では大卒後、通信教育で免許を取る人も増えていますが、特Aを出てる人の大半が教員免許に興味ないです。

語弊あるのを承知で、持論を書かせていただくと。
まあ、日本の大学なんてねぇ。
正直言って、分野はいろいろあるけど、ランクは全部同じですよ。
東京大学だけは頭ひとつ抜きん出てるとは思いますけどね。
その他はみなほぼ同じ。
入試時に多少の偏差値で振り分けられるけど、卒業時は同じ。
去年プロカテキョに昇格して、プロカテキョとしてややこしい業務を割り当てられるまで、そのことに気づかんかったよ。

別に自分の二流卒を底上げして言ってるんじゃないです。
高校や大学は入る時より、出た後が大事なんです。
出た後の人生の方が圧倒的に長いんですから。
などということを高校生に力説はしてないです(笑)。
高校生の間は、夢を持ってる方がいいです。
大人になってからそんなことには気づけばいいのです。

もっとも私は単に「気づいた」だけであり、それほど立派な大人にはなってないんですが…これから頑張ろう(汗)。

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カテキョの私がおすすめする、家庭学習教材です。
2010 09/25 23:59:24 | お仕事 | Comment(0)
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