私ひとりだけが楽しいブログ

2010年 12月 09日 の記事 (1件)


実りの季節は年中なのです。
冬はその中では一般的ではないですが、私にとっては秋よりも実りの季節のイメージが強かったりします。

実家の父ちゃんが持ってきてくれた野菜。

大根&ほうれん草です。
大根はかなりでかいやつが2本…鍋とおでんで消費決定。
ほうれん草は収穫してちょっと時間が経ってるようで、ややくたびれ気味ですが、それでも店に売ってるやつよりはおいしいです。

そして我が故郷の名産はやはり、これです!

みかんでございます。
申し訳程度ですが、レモンも入ってます。
もっと量があったらしいんですが、大箱だと重いし宅配業者に頼むほどでもないので、少しずつ持ってきてもらっています…ありがたいことです。

これらの食料は、父の実家で作られたものです。
父の実家には元々、父の兄夫婦である伯父伯母が2人で住んでいましたが、ここ何年かは伯父伯母の三男坊家族も移り住み、ワイワイと仲良く暮らしています。
私にとって従弟にあたる三男坊は4年前に妻に先立たれ、それを機に会社に地元勤務希望の異動願いを出し、その後は2人の娘の世話を伯父伯母に任せつつ大黒柱となっています。

30歳そこそこで妻を亡くした従弟は、当然ですがひどく落ち込みました。
しかしこんな形であれ、息子&孫と暮らせるようになった伯父伯母はとても喜び、それまで放置気味だった畑仕事にものすごく精出すようになり、作物の質がとても向上しました。

このみかんは、そんな出来事のあった年に植えられたもののひとつ。
樹齢4年、ですね。
みかんは一人前になるまで約10年かかり、通常なら5年くらいは実をつけないようにして樹を育てるものなんですが、この樹は状態がよかったらしく4年目で実をつけさせたようです。

半人前とのことで味は期待せず、と言われましたが、すごくおいしいです!
伯父伯母のいろいろな愛情がこもった、甘酸っぱい味です。
息子を元気づけてやろう、孫達においしいみかんを食べさせてあげよう…そんな思いを注入しながら植えられ、大事に大事に育成されたみかんがまずいはずはないですね。

畑仕事を再開してからの伯父伯母は、結構な年齢にもかかわらず病気ひとつせず、とても元気です。
そんな様子を父ちゃんも喜んでいます。
やもめ暮らしの父ちゃんはどっちかというと、従弟の気持ちの方がわかるようですが、とりあえず今日はなんかご機嫌がよろしく、みかんと野菜の他に大量のお菓子までくれました。

なんだかなぁ。
私が子供の頃は、お菓子を買ってとねだってもほとんど買ってくれんかったくせに、最近はアホみたいにくれます。
特に伯父伯母に会った後はすごくくれます。
伯父伯母を見習い、自分の娘も喜ばそうと思うのでしょうか。
いい年の娘が、お菓子なんかで喜ぶと思ってるんでしょうか。
…喜びます(笑)。父ちゃんありがとう。
みかんを作れない父ちゃんの、心のこもった代用品として受け取りますよ。

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2010 12/09 23:59:09 | B級?グルメ | Comment(0)
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