因島に行きました。
私の実家は旧因島市でありながら、生口島の一部に存在するので、帰省する時には説明がややこしいのですが…今回は生口島ではなく因島。
昨年から入院している伯母を見舞うためです。
今回、思うところあり、見舞いの前にこちらに寄りました。

よろしかったら名作「ヒカルの碁」をお読みください。
本因坊秀策はこのような辺鄙な場所でお生まれになりました…人のことは言えませんが。

独特のたたずまいが美しい石切神社。

生家の敷地内に、こんな神社を建てちゃうのがまさに因島。

記念碑です。

よく見ると、石碑の土台は碁盤の形をしており、遊び心と尊敬の念を感じます。

囲碁記念館です。

中には入りませんでしたが、観光バスが来てました。

と、ここまでは今までに何度か来たことがあります。
ブログに写真も載せましたっけ。
今回は初の試みとして「本因坊秀策の墓参り」を実行しました。
墓はすぐ近くにあるんですが、探す意欲がなかったのです。
だってこんなんだもん。

この中から探せってか。
これはほんの一部で、とにかく墓石が高台にい〜っぱい。
日本の史上最強の棋士は、意外と地味で庶民的な場所に安置されているようです。
そういえば龍馬もそうですよね。

ありました。

案内板があったので簡単に発見。
しっかり拝んできました。

実は、伯母の病状は思わしくないのです。
去年の秋に「年内まで」と言われたのですが、それはなんとか持ち越しました。
その後もたびたび一時帰宅などをして、元気そうに見えたのですが、このところやや心配な状態が続いています。
今回の本因坊秀策墓参りは、神頼み的な意味合いが強いのです。
地元の名士の冥福を祈ったら、奇跡が起こるかも…などと考えるのはあまりにもおこがましいのですが、こんな時はどんなものにも頼ってみたいわけで。

もちろん、伯母の好きな山口のういろうも持参しました。
食欲ないない言いながら、これはバクバク食べるのね…少し安心しました。
まあ、おいしいですからね。
大げさではなくういろうは、現在の伯母にとって「命の絆」のひとつなのかも。
またお取り寄せしてあげるから、早く元気になってね。

今日のおすすめ★本多屋


前にも載せましたがここのういろうは絶品です。
月末に「広島そごう」での出店あり！