私ひとりだけが楽しいブログ

2011年 09月 18日 の記事 (1件)


仕事のあと、仮退院中で闘病中の伯母を見舞うため、しまなみ海道を渡って実家の近くまで行きました。
何度か書いた、山口ういろうが好物の、実母の長姉です。
ただし実家はスルー、寄り道もしてません。
「遊びに行くから留守。来ても無駄」と、薄情な父ちゃんが言ったからです…こ、この不良じいさんが(笑)。

伯母は去年から抗がん剤治療をしてまして、数週間入院して投薬、その後数週間帰宅…というのを繰り返していますが、時が経つごとに医師から不吉な宣言をされています。
去年の夏頃は「余命は3年」
秋頃は「年内は持たない」
年が明けてからは「あと1年くらい」
春以降は毎回「これが最後の帰宅になるかも」
いろいろ言われつつも、何とか今まで頑張っています。

調子が悪いのは間違いないんですが、高齢でもあるので、医師も進行具合がよくわからないんでしょうね。
わからないから、常に最悪の事態を予測して言ってるのでしょう。
私の母の時もそうでした。
私の母は若かったので進行が早く、大変早い時期に最悪の事態予測が当たってしまいましたが…現在の伯母は、当時の母よりも30年近く高齢です。

予測がつかないとはいえ、毎回毎回「これが最後」なんて言われたら、付き添ってる伯父は気が気じゃないと思います。
とりあえず、今日会いに行った感じでは、前回と同じくらいの元気はあり、普通に楽しく会話ができたので少し安心しました。
ただ、会話の内容がなんか暗いのです。

あんたは亡くなったお母さんの夢ってよう見る?
私は普段は全然夢を見ん方じゃけど、最近は彼女がしょっちゅう夢に出てくるんよ。
私は年を取ってしもうたけど、彼女は若うてきれいなままで出てくるけんちょっと妬ましいよ。


なんて答えたらいいかわからず、ちょうど流れていたテレビのカープ中継を観ながら、栗原の鈍足に憤るしかなかったのでした。
母ちゃんよ。
今更おばちゃんの夢に若いまま出んでもよろしいから、あそこで栗原をホームインさせてやってくださいよ。
ノーアウト満塁で1点も取れんいうのはどーゆーことよ。
また大事な試合を落としたじゃんか。

母ちゃんのせいではないのでした。
しかし母ちゃん、おばちゃんの夢に出て変なことに誘う暇があるんですか。
それなら以前のように墓参りで「前田にタイムリー頼む!」と拝んだ私の願いを叶えたように、そういうことに暇を使ってくれればええのに、と思うのです。

なんか伯母の話かカープの話かわからんようになりましたが、どちらも「勝って」欲しいのですよ。
いえ次元が大きく異なるのはわかってます。
だけど次元が違うなりに、どっちも大事なことです。
次も、病院ではなく自宅に見舞いに行けますように。
今回はういろうではなく、桃ゼリー持参でした。
ペロリと平らげてくれて嬉しかったです。

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2011 09/18 23:59:30 | おでかけ | Comment(0)
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