私ひとりだけが楽しいブログ
今日、Tちゃんの妹を指導中、いきなり質問されました。
「先生、ゲームは好き?ニンテンドーDS持っとる?」
正直に、ゲームはやる暇がないけどまあ好き、DSは興味あるけど持ってない、と答えました。

そしたら彼女はこうのたまいました。
「私の古いのでよかったら、あげるよ」
…おいおい、そりゃないだろう。
古いのでも、新品で買えば2万円弱はします。
そんなシロモノを小学生からもらうわけには行きません。
一応、丁重にお断りしました。

ちなみに出てきた物体はコレでした。

シールがいっぱい貼られた、いかにも小学生の持ち物っぽいDS。
でもちゃんと電源入るし、ゲームとして普通に使えます。
そして、事情があるからもらってくれと言います。
事情とは、常人には理解しがたい複雑な事情でした。

Tちゃんの妹はセレブなので、新製品の「ニンテンドーDSiLL」も含めて、いろんなDSを4台所有している。
私にくれるという機種は「DSライト」で、一緒に暮らした期間が短かった2人目の母親が買ってくれたものである(現在の母親は3人目、最初の母親である実母は故人)。
最初の母親にもらったものはともかく、2人目の母親の残した数々のものについて現在の母親が疎ましく思っており、年末の大掃除の際に洋服や玩具など大半のものを捨ててしまった。
しかしDSは捨てたらもったいないので、Tちゃんの妹は「先生にあげたい」と提案し、現在の母親の了承を得た。

つまり、私がもらわなかったら、100%捨てられる運命。
なんだかなぁ。
今の母親の気持ちはわからんでもないですが、いくら金に困ってないからって何でもかんでも捨てちゃうのはどうよ。
いらないものなら、バザーやオークションに出したり、中古屋に持って行ったりできるでしょうに。
そうしないと子供の教育上よくないじゃないですか。
モノに感謝する気持ちを欠落させますよ、これじゃ。

結局、罪なき物体に哀れみを覚えた私、もらって帰りました。
いかにセコい暮らしをしている私とて、タダでDS入手してラッキー!とは思えない状況が、そこにはあります。
私がもし学校の担任だったら、家庭での生活指導について、この母親に言ってやりたいことはたくさんあります。
でも私、カテキョです。
保護者にとっては勉強を教えるだけの存在です。
うちの事情なんか関係ないじゃん、金払ってるんだから成績上げてくれたらそれでいいんだ、と言われたらお終いです。

う〜ん、どこまで介入すべきか。
それとも本来の業務である勉強のみを徹底すべきか。
あと、本体と充電器のみのDSをどうするべきか(笑)。

悩ましいけど、ゆっくり考えよう。

今日のおすすめ★さわやか臭感

初回限定お試し価格!さらに【送料無料】!
2010 01/09 23:10:26 | お仕事 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧