私ひとりだけが楽しいブログ
昨日の予告どおり、豆を買いました。半額以下です。
今更まく!というわけにも行かないので、純然たるおやつとなりました。

立春といいつつ、気温はどんどん下がるそうです。
寒波も近づいています。
この立春の前日が「節分」なわけですが、節分って1年に4回あるのに、なぜ立春前日だけ「節分」なんでしょうかね。

立夏は、カエルが鳴き始める。
立秋から、暑中見舞いじゃなく、残暑見舞いになる。
立冬には、山茶花が咲き始める。
・・・程度の基礎知識が関の山で、豆をまいたり恵方巻きを食べたりイワシの頭を飾ったり、などという特別な行事はほとんど無きに等しいです。

立春を迎え春がやってくるという事実は、昔の人にとって、それだけ特別なことだったということでしょうか。
古今和歌集を見ると、やたら春に関する作品が目立っているし。
季節感に乏しくなった現代でも、春はあらゆる環境変化の時期であり、それがカレンダーによる便宜上のものであるとしても、感慨深さは他の季節よりはるかにまさっています。
昔も、今も、春はやはり特別ですね。

ところで皆様は、英語圏と日本では、春の時期が異なってるのをご存知ですか?
日本では立春から立夏までが春なのに対し、英語圏では春分から夏至までが春というか、スプリングなのです。
その期間には、およそ1ヵ月半の誤差があります。
この概念から考えれば、春=スプリングという英訳も和訳も成立しないことになります。
したがって春が立つと書く「立春」は、完全なる日本の概念。
1年の区切りの多くが秋である英語圏、春はそう特別な季節とは言えないのかもしれません。

日本語教師を目指して学習していた時に仕入れた知識ですが、目指すのをやめた今となっては5へぇくらいのトリビアでしょうか。
この季節を迎えるたびに、そんなことを思い出したり、日本語オタクな自分を再認識したり・・・。
私のDNAが、国際化を拒否しているとしたらちょっとイヤかも。
そんなことはないです、日本極めたら絶対、国際化にもチャレンジします!・・・いつ極めるんだ。

今日の小梅報告★
岡山城から帰還。様子はコチラ
なんと福山城に寄り道していました・・・!
次の行き先は倉敷「いがらしゆみこ美術館」とか。

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2006 02/04 23:58:00 | 日々雑言 | Comment(0)
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