私ひとりだけが楽しいブログ
生徒宅の幼い弟さんに、カブトを折ってほしいと頼まれました。
折り紙の、あのカブトです。

私は自分で言うのもなんですが、昔から手先は器用な方です。
折り紙は幼稚園児の頃から得意でして、かなりたくさんのレパートリーを持っていました。

これは暇さえあれば折り紙の指導をしてくれていた、母方のばあちゃんのおかげです。
お嬢様育ちでハイカラだったばあちゃん、私が幼稚園の頃には折り紙の他に、神業とも言える「お手玉」「紙人形作り」を教えてくれました。
小学校に入る頃には「花札」「オイチョカブ」「ポーカー」。
中学に入ると「麻雀」「競馬」。
このように年齢に応じて?グレードアップした遊びを指導してくれまして・・・明治生まれとは思えぬ発展的なばあちゃんでした。

話を戻しましょう。
カブトを折ってほしいと頼まれたのです。
かつては約10秒で鶴を折れた私、カブトくらいへでもありません。
お安い御用だと引き受けました。

ところが。
正方形の紙を前にして固まってしまった私。
そう、折れないのです。
完全に折り方を忘れています。
え〜、そんなはずはない!
昔はバリバリ折っていました。それは確かです。
新聞紙を正方形に切って大きなカブトを作り、それを自らの頭にかぶって遊んでいました。
ぼうやだからさ、などと言いながら。
(わかる人、貴方がとても好きです。)

それなのに。
折り方を思い出せません・・・おかしい。
固まること数分、とりあえず紙を三角に二つ折り。
あ、だんだん思い出してきました。
よかった、なんとかなりそうです。
時間はかかったけど、なんとかなり、改めて折り方をきちんと指導することができました。

あ〜危なかった。
恥をかくところでした。
別に、カブトが折れないことが恥ってわけじゃありません。
しかし、昔得意で確実にできたことを、今もできると思い込んでいたらできなかった・・・いうのは恥ずかしすぎます。

人は、いろいろなことを忘れて生きていきます。
生活の中で必要としないことは、優先的に記憶から消え去るわけで、折り紙なんかその典型的なものでしょう。
今回たまたまそういう事態に直面したから、久しぶりにカブトなんか折ったわけですが、事態に直面しないだけで「忘れている事実すら忘れている」ことがらはものすごく多いんではないかと思ってしまいました。
改めて、ばあちゃんは偉かった・・・。
ちなみに、カブトの折り方

今日の小梅報告★
シンデレラ城に行き、帰宅中です。絵本みたいなきれいな写真です。

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2006 02/19 22:56:29 | 日々雑言 | Comment(0)
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