JR事故から4日目です。 昨夜まで、救出の様子や事故原因の究明などの報道が盛んに行なわれていましたが、今朝は亡くなった方々の葬儀や遺族へのインタビューがメインのようです。 遺族じゃない私でも、悲しみがこみ上げてきます。
日本の鉄道って厳しすぎるんですよね。 ダイヤの遅れが絶対悪という・・・。 確かに遅れりゃ困りますよ、支障も出ます。 だからって、事故を起こすほどのスピード超過をしていいって理屈はないです。
4年ほど前、発車1分遅れをやらかして、それが原因で乗務員から外され、ショックで自殺した運転士がいましたよね。 それぐらい「遅れ」に対して運転士は重責を負わなきゃならないわけです。 経験不足で寝不足、そんな状況でうっかりと何メートルか駅を通過停止、その後の高見隆二郎運転士のプレッシャーはいかがなものだったでしょうか。
彼をかばい立てするわけじゃないんですが、彼だけを責めることができるでしょうか。 事故後のJRのコメントもなんか納得行かんし。 現在、まだ彼は1両目乗客とともに車内にいるそうです・・・。
なんともやるせない事故です。 しかも90人超の死者のうち、半数以上が40歳以下とは。 謹んでご冥福をお祈りいたします。
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