私ひとりだけが楽しいブログ
私の住んでる町内に、作家・井伏鱒二の生家があります。
井伏鱒二の作品「丹下氏邸」の舞台となったお屋敷・丹下邸もあります。
・・・こんなこと書くと、私がどこに住んでるか、わかる人にはバレバレなんですが、今の私ごときにストーカーなんてものもおらんでしょうから、そこはまあ気にせずに(笑)。

丹下邸は普段は横の道を通るだけなんですが、鱒二忌の日にはここで茶会が開かれるため、お屋敷の中に一般人が入れます。
今日は第13回の鱒二忌でした。
井伏鱒二の命日は1993年7月10日なんですが、ここでのお茶会はなぜか紅葉の季節・・・なぜなのかはよくわかりませんが。

で、一般に開放された丹下邸に行ってきました。
せっかくこの町の住人になったんだし、井伏鱒二は国語教師だった私にもゆかりの深い作家だし(高校国語の教科書に載ってますね〜)、わが故郷因島でも半年ほど暮らしていた人だし、やはり行っとくべきかと思いまして。

門をくぐると、美しく活けられたお花がお出迎え。

私、普段着で来ちゃったよ〜。
そんな格調高い催しごとなのか・・・そうでもなかったです。
普段着の人もたくさんいてちょっと安心。

中庭にて、抹茶とお饅頭をいただきました。

こんな立派な腰掛が数箇所設置されています。
とても優雅な気分です。

井伏鱒二の生原稿などなど。

さすがに文字までは見えませんが、雰囲気をわかっていただければと思います。

これが丹下邸の石垣です。

先月行った高梁市の「広兼邸」には及びませんが、本当に大きくて風情のある旧家でした。

金持ちボンボンだった割には、波乱に飛んだ人生だった井伏鱒二。
郷土愛に満ちた作品が魅力的な井伏鱒二。
福山市名誉市民、広島県名誉県民、東京都名誉都民として顕彰された井伏鱒二。
皆様はどんな井伏鱒二がお好みでしょうか。
実は私、作品は読んでるものの、大学に入るくらいまでそんなに彼がお好みではありませんでした。

しかし。
彼が「機動戦士ガンダムの大ファン」と知った20歳の時、私が彼の大ファンになってしまいました。
偉大なる作家に思わず親近感を抱いてしまった失礼をお許しください。
だって・・・最初のガンダム放映の時点で井伏鱒二は、明らかに80歳を超えていて、それで大ファンだなんて。
ロボット大好きの小中学生やアニメヲタの中年じゃなく、大作家の彼がガンダム好きという事実・・・ああ、素晴らしきかな日本文化。

今日行ってきた旧家は古式豊かで厳粛だったので念のため。
ガンダムのカケラもありませんでした・・・当たり前ですが。

今日のおすすめ★Lala Beauty(ララビューティー)

ビューティーアップ・サプリメントはいかが?
2006 11/12 23:53:29 | おでかけ | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧