山口県光市の、8年前の例の事件差し戻し控訴審公判が終わりました。
本村さんの会見を見て、全身に怒りと疲れのオーラが溢れているのをテレビ越しに感じました。
そんな状況でも感情をあらわにせず、冷静に言葉を選びつつ語る彼の姿には、こんな時に何ですが感動してしまいました。

本村さんはことあるごとに、メディアを通じて「犯人死刑」を訴えてきました。
その思いに共感する人がほとんどだとは思いますが、ああやってメディアに露出することで、民衆の反発を買うこともものすごく多いことでしょう。
死刑反対論者団体とか、不真面目でおもしろがりの集団とか。
それでも8年間、不動の毅然たる姿勢を貫き、犠牲となった家族のためにとことん戦う強い心に、私は学ぶべきものがたくさんあると思います。

自分があの立場なら、怒り心頭して法廷で犯人を刺しに行くかもしれません。
もしくは途中で諦めムードになり、どうでもええ状態で全てを放棄するかもしれません。
なんにしろ、私は無理です。
あの状況に8年間耐える、ということは。
熱い思いがないことはないですが、彼にはかないません。

本村さんに同情するとか、気持ちがわかるとか、そういう軽はずみなことを言うつもりはありません。
しかし、第三者の私から見ても。
あの犯人はクズです。クズ野郎です！
死刑になったらいいんです。
来世で被害者の夫になるって？それも遺族の前で･･･。
クズ野郎は地獄に行くから、来世はないんだってば。
こんな発言をぬけぬけとやってのけるバカさもさることながら、こんな間抜けなストーリーを考え付いて犯人に言わせる弁護団も大クズです。
クズを通り越して、哀れでさえあります･･･。

「頑張ったやつが報われる」
「頑張ったやつが報われる世の中でなきゃならない」
孫悟空もそう言ってます。
そして、正しき者は救われ、悪しき者が罰せられる世の中でなきゃならないと思います。
どう考えても人間の理屈じゃない理屈がまかり通る、そんな裁判があったらいけないと思います。

とにかく、本村さん頑張れ！
広島県人は、広島大学出身の彼をみんな応援しています。
どんな縁でも結束が固いのが広島県人の良さです。
ところで犯人の名前、未だに公にされないのはなんで？
これは広島県人じゃなくても、みんな知ってるのに･･･。

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