コブクロがレコード大賞を獲りました。
昔と比べて、レコード大賞の権威そのものはかなり低くなっているとは思うんですが、それでも喜ばしいことです。
涙で声を詰まらせる小渕さんを見て、心からおめでとうと思いました。

ここ何年かのレコード大賞は、明確な審査基準が分からず、審査員と事務所の談合とかTBSへの貢献度とか、そういうドロドロした事情が垣間見えるデキレースっぽくてイヤでした。
世間が支持する、その年を代表する楽曲が受賞すべきなのに、ふたを開けて見たらよく知らない人がノミネートされたりしていました。
また、賞に価値を感じない一流アーティストたちが軒並み辞退していて、華やかさに欠けていました。

そういうのもあって、今回のコブクロの受賞は素直に嬉しいですね。
コブクロが好きだからというのはもちろんありますが、最も妥当と思える楽曲が受賞したことが嬉しいのです。
世間に支持され、売り上げも高く、完成度も高い「蕾」。
普通に考えれば誰が考えても妥当です。
しかし「蕾」は、フジテレビ系ドラマの主題歌です。
ライバル局であるTBSには貢献していないので、去年までのデキレース談合社会の筋から考えれば受賞はありえないと思いました。
しかも「蕾」の次の「蒼く優しく」は日テレドラマだし・・・これは余談かもしれませんが。

何はともあれ、受賞おめでとうございます。
本当は2005年に「桜」で受賞してほしかったんですが、あの時はTBSドラマの主題歌だった倖田來未が選ばれてしまい、倖田來未は嫌いじゃないけど審査員の癒着に激しく嫌悪を覚えたものでした（笑）。
公正な審査が行われたようで、よかったよかった。

ただし。
最優秀新人賞には納得行ってないです（爆）。
どう考えても高杉さと美のほうがいいんじゃないか。
あっ、彼女の曲は「西遊記（映画だけどフジ系）」だった・・・やはりここは癒着？

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