もう、なにも言いません。
またまた荷物が届きました。
高知県産オクワガタ2ペア、
京都市上京区にある「
POINT☆DORCUS」というショップからの購入です。
土佐郡土佐町産F3
♂:70mm
♀:44mm 香南市(旧香美郡)夜須町産F3
♂:67mm
♀:42mm 現在、
高知県産オクワガタの流通はほとんどされていません。
材割りで採集しているほとんどの採集家が、高知県では採集できていないようです。
ある採集家に言わせると、「
高知県にはもういない!」とまで言います。
昆虫フィールドや
BE-KUWAへの寄稿で有名な採取家の
猪谷氏でさえ、土佐産のオオクワガタの流通は無いか、ごく少数であると言っています。
でも、実際は今年もダムの堰堤の街灯に飛来した情報もありますし、現在十子さんからお預かりしている
旧物部村産は、紛れもない
高知県産オクワガタです。
また、県外在住の知り合いのブリーダーの方からの情報によると、
Y氏や
N氏などの有名な採集者の方々は、今年も高知ので採集をしたとのことです。
四万十町(旧大正町・窪川町)と
仁淀川町(旧吾川村・仁淀村)でも採集されたという情報もあります。
現に、
猪谷氏の採集した個体、またはブリードした個体を専門に取り扱っているショップでは、最近
土佐町産F3を扱っていた実績がありますし、別の有名なショップ(このショップは、自分で足を運んだ信頼のおける業者・ブリーダーから仕入れたもの、または自分でブリードした商品のみしか扱っていないそうです)では、
香美郡産F2個体を扱っています。
ほかの私が持っている
高知県産オクワガタの出所を聞いてみると、ほとんどが
灯火採集(または街灯への飛来)した
♀の持腹から累代した個体だということが判りました。
条件的にも、どうやら高知県での「
材割り採集」はなかなか難しいようです。
高知県には
クヌギも
コナラも方々にけっこうあります。
オオクワは、
柳や
桜、
栗にも生息します。
山間の占める割合が日本でも有数の、これだけ広くて温暖な土地柄なので、「いない!」と断言するほうがおかしように思います。
人間が踏み入れることの出来ない場所で、ゆうゆうと生息しているに違いないと思う、今日この頃です。←PUSH!押してね♪←PUSH!こちらも♪