私ひとりだけが楽しいブログ
うちの近くの小学校では週に何度か、夜遅くまで、小学生たちがソフトボールの練習をしています。
このチームはこんな田舎町のチームにもかかわらずとても強く、中四国地区でベスト4の実力を持っています。
時々、散歩がてら練習を見たり、外出のついでに練習の声を聞いたりしますが、遠くからでも活気が感じられ、元気をもらうこともしばしば。

そんなチームの監督さんと、少しですが話をする機会がありました。
中四国ベスト4だからさぞかし、有能な選手が多く存在するのでしょうね・・・と尋ねると、意外な答えが返ってきました。

なんと、有能といいますか実力がきちんとあるのは2名だけだそうです。
打つのは全然ダメ、守備も下手くそ、何のとりえもないチームだというのです。
ただしバッテリーだけは強力で、めったに打たせない、点も取らせない、それでベスト4までになったんだそうです。

確かに投手と捕手がきっちりと「責任を果たす」ことにより、点は取られません。
点を取られなければ、負けることはありません。
点を取らなかったら勝つこともないですが、相手投手が何かの事情で不調になったりして1点でもゲットできれば勝ちです。

ソフトボールや野球はチームプレーなので、そのようなチームのあり方は客観的に見れば問題はあるのでしょう。
監督さんもそのことは言っていました。
しかし、バッテリーの2人はその分絶大なる信頼を得ており、監督もチームメイトも全員一致で安心して試合を任せることができます。
そして2人も、しっかりと信頼に応えています。
つらいとかしんどいとか、そういうことはほとんど表面に出さず、むしろ信頼をプレッシャーじゃなくバネにする力を持っているようです。
それもチームプレーのある種の形なのかもしれません。

打つのも守るのもダメな他の選手たちが練習を不真面目に行っているのなら、それは問題ありです。
でも、そうじゃないそうです。
そうじゃないうちは、このまま見守りたい、と監督さんはおっしゃっていました。
いつか2人以外の選手たちの才能が練習によって開花するまで、焦ることはしない・・・と。

私は実は、チームプレーが大変苦手です。
縄跳びで「二重飛び」が何度もできるのに「おはいんなさい」ができなかった自己中野郎です。
多くの運動部が「しまっていこー」「声出していこー」などと励ましあっている中、剣道部でひたすら個人プレーにいそしんでおりました。
だからどんな形であっても、チームプレーを実行できる人々は尊敬するし、うらやましく思います。
この小学生のチーム、もっともっと強くなって欲しいですね。

・・・今のカープももっと投打がかみ合って欲しいもので。

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2006 06/27 23:54:39 | 日々雑言 | Comment(0)
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