通夜に行きました。
前回と同じく、立派な葬儀場でした。
参列そのものは全く疲れることなく、快適に過ごせました。
しかし。
人が多すぎて、それで疲れました。
旦那の親族は皆、いい人たちですが、なじみの少ない私はどーしても気疲れします。
所在がなくなって困ってしまいます。
やることもなく、話もあまり弾みません。
仕方ないので、棺の中の故人に、心で語りかけます。
お兄さん。
貴方の短い人生は、いかほどでありましたか?
人生の大半を病とともに過ごし、いかほどでありましたか?
両親を遺して旅立つお気持ちは、いかほどですか?
さまざまな無念の存在を差し置いて、何ゆえ、そのような安らかなお顔でいらっしゃるのですか?
多くの人々に見送られ、ただひとり旅立つ、その心境はいかほどですか?
何を語りかけても、決して答えてもらえることはありません。
それでも、所在なきままに、なんとなく詩人の心境の私。
たったこれだけでも、故人との思い出を作っておきましょう。
明日は葬儀と出棺です。
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