3/13午前、
ANA1603便(伊丹−高知)である
ボンバルディアDHC8−Q400の前脚の着陸装置が故障し、わが家のすぐそばにある
「高知龍馬空港」に緊急胴体着陸しました。

今日の午前中、陸運支局に用事があって向かっていたところ、慌ただしい数のパトカーがサイレンを鳴らして追い抜いていきました。
なにか重大な事件かな?!と思っていたところ、かねてから故障の多かった
ボンバルディアDHC8−Q400の前脚の着陸装置が故障したとのこと、これは大変だ!
陸運支局のTVの前は、緊急生中継を見る人たちでいっぱいになりました。
TVの前で見守る人たちも、地元の空港での出来事に他人事ではありません。
一度、胴体着陸ができるか
TOUCH AND GOを試みたあと、無事に
高知龍馬空港に着陸しました!
この操縦士の方、本当に上手でした!
とにかく、全員無事で良かったぁ♪
でもきっと、生きた心地はしなかったでしょうね!?

←無事に胴体着陸が成功したあとのボンバル機
空港消防隊の消防車も多数出動しました。

←ボンバル機が見える滑走路横の沿道は、報道車や一般の見物客で大渋滞でした。
この、前輪が出ないため胴体着陸したプロペラ旅客機「
ボンバルディアDHC8」のトラブルは頻発しています。
国土交通省によると、運航に影響した同機のトラブルは平成17年だけで44件発生。このうち今回、胴体着陸した
DHC8−Q400は26件と多発しているそうです。
車輪をめぐるトラブルでは平成17年10月、今回と同じ大阪発高知行き全日空便が離陸後に前後輪3本がすべて上がらなくなるトラブルが発生!
昨年2月には、中部国際空港発松山空港行きの全日空機が着陸体勢に入ったものの、車輪すべてが出なくなり、パイロットが手動操作で車輪を出したことがあるそうです。
ほかにも、計器の故障で離陸後に引き返すこともしょっちゅう!
尊い人命を乗せて飛ぶのに、なんでこんなに危険な機種を使い続けるのか疑問に思っているのは私だけではないでしょう...。

この事故の後は、もちろん空港も
CLOSE!
今夜は、夜を徹して撤去作業がされています。
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