
○警察官や弁護士、大学教授など名乗る手口
・警察官をかたり、「息子さんが、車で人を轢いてしまい、死亡させてしまった。」などと話した後、弁護士、保険会社社員等を登場させ、「このままでは業務上過失致死で勾留される。釈放するには示談金が必要である。」などと言って、現金をだまし取る手口
・大学病院の教授をかたり、「息子さんが医療ミスにより投薬する薬を間違えて患者さんを死亡させてしまった。」などと言って、現金をだまし取る手口
〈対策〉〜「すぐに振り込まない。一人で振り込まない。」
・本人を電話口に出すように要求し、本当に本人かどうかを確認すること。
・急を要する示談金などというものはないので、直ぐに振り込まないこと。
※警察官が、事故当事者の家族に示談を勧めることはありません。
また、弁護士、保険会社社員などが、当事者の家族に電話ですぐ示談金を振り込むよう要求することはありません。
・警察官や弁護士を名乗っているときは、相手の所属する警察署や法律事務所を聞き、一旦電話を切ってかけ直すこと。
その際は、相手から聞いた電話番号ではなく、NTTの番号案内(104番)などで警察署や法律事務所の電話番号を確認して行うこと。

