今年の経済対策の目玉として行われる「定額給付金」制度。
これを狙い詐欺が横行する可能性が予想される。
よって、同制度の概要をまず説明する。
定額給付金の概要
○施策の目的
景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援を行うことを目的とし、あわせて、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資するものです。
○給付対象者及び申請・受給者
給付対象者は、基準日(平成21年2月1日)において、1)又は2)のいずれかに該当する者
1) 住民基本台帳に記録されている者
2) 外国人登録原票に登録されている者(不法滞在者及び短期滞在者のみ対象外。)
申請・受給者は、給付対象者の属する世帯の世帯主(外国人については、各給付対象者)。
○給付額
給付対象者1人につき12,000円
(ただし、基準日において65歳以上の者及び18歳以下の者については20,000円)
○詳しい定額給付金給付事業の概要は、
こちらをご覧下さい。
上記の概要をまず詳しく知っておきましょう。
どのような詐欺の手口があるのかはまだ分かっていませんが、次のことを対策として取るようにしましょう。
なお、「定額給付金」に関して、
・市区町村や総務省などがATM(銀行・コンビニなどの現金自動預払機)の操作をお願いすることは、絶対にありません。
・ATMを自分で操作して、他人からお金を振り込んでもらうことは絶対にできません。
・市区町村や総務省などが、「定額給付金」の給付のために、手数料などの振込を求めることは絶対にありません。
・給付の申請書の送付前に、市区町村や総務省などが住民の皆様の世帯構成や銀行口座の番号などの個人情報を照会することは、絶対にありません。
ご自宅や職場などに市区町村や総務省(の職員)などをかたった電話がかかってきたり、郵便が届いたら、迷わず、お住まいの市区町村や最寄りの警察署(または警察相談電話(♯9110))にご連絡しましょう。