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2009年 04月 05日 の記事 (1件)




 今年開催された東京マラソンで芸能人の松村邦洋の心肺停止状態を回復させたことで知れわたったAED(自動体外式除細動器)という機械です。
 見たことがない人がほとんどであるだろうが、知っておいて損のない機械であり、現在は公共交通機関、公共施設で導入され設置されています。
 AEDは電源を入れれば音声が使い方を順に指示してくれるので、誰でもAEDを使って救命することができます。
  
 使うケースといえば、人が倒れて意識を失った場合で、心臓が心室細動という不整脈を起こしている可能性があります。この心室細動が起こると、脳や腎臓、肝臓など重要な臓器にも血液が行かなくなり、やがて心臓が完全に停止して死亡してしまう、とても危険な状態です。
 心室細動を起こすと、1分経過するごとに約10%、助かる確率が減っていくといわれています。救急車が現場に到着するまでの時間はおよそ6分かかるとされており、救急車を待っていたのでは助かる確率がかなり低くなります。119番に連絡するまでに数分かかったとすれば、さらに助かる可能性は低くなるのです。
 AEDは心室細動を治療するものです。胸に貼られた電極パッドを通して、心臓の状態を自動診断し、心室細動と判断した場合だけ、電流を流す指示を出します。心室細動以外の不整脈や心停止、あるいは呼吸や意識などがある場合には電気ショックの指示を出しませんし、間違ってボタンを押しても作動しません。ですから、助けることができるのは、心室細動を起こしている人だけです。
 また、心室細動であっても、必ず効果があるとは限りません。もともと心臓が弱っている人の場合や、電気ショックを行うのが遅れたときなどは、使っても救命できないこともあります。しかし、使わなければ助かる可能性はずっと低くなりますし、使って状態が悪化することもありません。できるだけ早く(3分以内が望ましい)電気ショックをかけるのがよいとされています。
 AEDは初めての人でも簡単に使えるように設計されています。
 使い方等を正しく理解ししようすれば命を救うことができるのです。
 消防署等の機関で使い方の講習会等が開かれているのでさんかしてみるのもいいでしょう。
 AEDについては下記サイトに詳しく載っています。是非見てください。
  http://www.jhf.or.jp/aed/index.html

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2009 04/05 13:23:29 | 防犯情報 | Comment(0)
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