犯罪への予防対策などの役立つ情報

2005年 08月 07日 の記事 (1件)


覚せい剤には、神経を興奮させる作用があり、使用すると一時的には、爽快感や眠気、疲労が取れたような感じになりますが、効果が切れると激しい脱力感、疲労感、倦怠感に襲われます。このため、続けて使用する欲求が起こり「一度だけ」のつもりでも、乱用する回数や量がどんどん増えていき、自分の意思では止めることができなくなり中毒症状になっていくのです。

覚せい剤の乱用を続けると「覚せい剤精神病」の状態になり、壁のしみが人の顔に見える、いつもみんなが自分を見て悪口を言っている、警察に追われている、誰かが自分を殺しに来る、なとどといった幻覚や妄想が現れるほか、時には錯乱状態になって、発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりすることがあります。
 このような精神障害は、乱用をやめて治療を行い通常の生活に戻ったようでも、何かの刺激をきっかけに突然精神障害が起こるフラッシュバック(再燃現象)といわれる症状が長期間に亘って残る危険性があります。
 また、大量の覚せい剤を摂取すると急性中毒により、全身けいれんをおこし、意識を失い最後には脳出血で死亡することもあります。
2005 08/07 11:54:21 | 防犯情報 | Comment(0)
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