犯罪への予防対策などの役立つ情報

2005年 12月 02日 の記事 (1件)


平成13年道路交通法の一部改正により道路交通法第93条の2に

公安委員会は道路交通法第93条において、免許証の記載事項として掲げられている
  免番 取得年月日 交付年月日 有効期限 免種
  本籍 住所 氏名 生年月日 優良マーク 条件
及び表示事項を内閣府令で定められている
  交付公安委員会の名称 印影 免許を受けた者の写真
の一部を免許証に電磁的方法により記載することができる。


○発行の進捗状況
・一部の都道府県によって平成19年1月からICカード免許証が発行開始される予定

・平成25年末頃までには全ての運転免許保有者の免許証がIC化させる予定


○ICカード免許証の仕様及び券面の記載事項
・サイズ
 縦・横は現在の免許証と同じサイズであるが、若干厚くなる。

・ICカード種別
 非接触型ICカードで内部にICチップとアンテナを内蔵している。

・メモリ容量
 8キロバイト
   OS:2キロバイト
   記載事項:4キロバイト
   顔写真:2キロバイト

・デザイン
  現在の物と変わらない


○電磁的記録事項
氏名、生年月日、本籍、住所、免許証交付年月日、有効期限の末日、免許の種類及び取得年月日、免許証番号及び照会番号、顔写真


○アクセス
書き込み・追記は公安委員会のみ可能であるが、読み取りに関しては、免許証リーダーを使用すれば誰でも可能である。
(パスワードの入力が必要となる)


○ICカード導入のメリット
・免許証の偽変造防止
 免許証の本人確認機能は、行政的のみならず、治安確保のために極めて重要である。
 テロ組織などによるコンピューターなどを利用した精巧かつ大規模な偽変造事案の阻止につながる
 架空名義の携帯電話の契約、銀行口座の開設防止(振り込め詐欺等の未然防止)
 消費者金融などからの不正借り入れの防止

・プライバシーの保護

・運転免許行政の国際連携・国際協力が容易になる

・警察業務の合理化と国民の利便向上
 交通反則切符作成の自動化、免許更新の時間短縮などが周辺機器の整備により可能となる。


○今後のニーズ
・無免許運転の防止

・自動車盗難の防止

・身分証明の用途
2005 12/02 14:37:01 | 防犯情報 | Comment(0)
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