犯罪への予防対策などの役立つ情報

2006年 03月 04日 の記事 (1件)


1.ファイル交換ソフトの使用条件は決めているのか。
 組織(委託先を含む)で業務に用いるパソコンにおいては、ファイル交換ソフトの使用条件を定めておくことが重要です。
 パソコン内の情報が漏洩するリスクを考慮すると、重要情報が保存されているパソコンではファイル交換ソフトの使用は控えるべきです。

(1)業務で必要ということで入れていたのか?
業務に無関係な目的で使用すべきではありません。

(2)使用することを許可していたのか?
使用が許可されている場合でも、重要情報が保存されているパソコンへインストールするべきではありません。ウイルス感染や誤操作により、公開用フォルダ以外の場所に格納されている重要情報が外部に流出してしまう危険性があります。

(3)管理は充分であったのか?
定められた使用方法、使用条件に適合しているか、常に管理する必要があります。


2.クライアントのパソコンにおけるウイルス対策状況を把握していますか。
ファイル交換ソフトのうち、サーバーを介さずに P2Pにより外部と接続するものは、メールサーバー等でウイルスチェックがされていても、クライアントのパソコンにウイルス対策ソフトを導入していなければ感染被害に遭ってしまいます。

(1)クライアントのパソコンにウイルス対策ソフトを装備しているか?
P2Pにより外部と接続するので、プロバイダなどに依頼しているメールチェックやサーバーでのチェックでは、検出することができません。したがって、対象のクライアントのパソコンにウイルス対策ソフトを装備するようにしましょう。

(2)パターンファイルを更新しているか?
日々新しいウイルスが出現しています。新種や亜種のウイルスに対応するために、パターンファイルの更新を忘れずに行うようにしましょう。

2006 03/04 00:29:27 | 防犯情報 | Comment(0)
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