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未成年者の喫煙防止を目的に、まもなく成人識別たばこ自動販売機が稼働する。それに必要なICカード「taspo(タスポ)」の申し込み受け付けが、2月1日から始まる。 成人識別自販機は、世界保健機関(WHO)のたばこ規制に関する枠組み条約を受け、日本たばこ協会、全国たばこ販売協同組合連合会、日本自動販売機工業会の3団体が主体となり、未成年者の喫煙防止対策として取り組む。 タスポカードは、自販機に搭載された成人識別機能に対応するもので、お金を入れて銘柄のボタンを押したあと、カードを読み取り部分にかざさないと、たばこが出てこない。カードがないと自販機でのたばこ購入は出来ない仕組みとなっている。 カードの発行は、たばこ小売店などに置いてある専用申込書に必要事項を記入し、顔写真と成人であることを証明する本人確認書類(車の免許証など)のコピーを添え、日本たばこ協会へ郵送。審査後、約2週間で配達記録郵便で申請者に届く手順になっている。 6月以降順次自動販売機に成人識別カードが必要と成ってくるため、愛煙家には早めの手続きが必要となる。 これを機に禁煙を考えるのも良いかも知れない。
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