犯罪への予防対策などの役立つ情報

2008年 11月 08日 の記事 (1件)


 法務省が公表した2008年犯罪白書。
 白書によると、2007年の高齢者の犯罪検挙数は4万8605人で全体の約13%を占めている。1997年の1万2818人と比較すると約3・8倍に増加していることになる。その中で、窃盗が全体の約65%、放置自転車を盗むなどの遺失物等横領が約22%で、この二つの犯罪が過去10年間での増加分の大半を占めた。高齢者は万引きでの検挙数が多いのが特徴で、女性高齢者の約82%が万引きだった。
 刑務所に入所する高齢者は1884人で、1997年の596人の約3・2倍。2007年の高齢犯罪者を抽出し、前科・前歴を調査したところ、「11回以上」が約23%で、「なし」の約25%とほぼ並んだ。窃盗犯の場合、30歳未満で1度目の犯罪を起こし、その後も継続しているパターンが全体の約35%を占め、顕著な再犯傾向がうかがえた。
 また、金が底をついたために犯罪を起こし、刑務所に戻ろうとする者もおり、親族から疎遠となり経済的にも不安定であることが原因と考えられ、このような状況から再犯を繰り返す傾向がある。
 今後の犯罪発生数減少に向けては、高齢者の社会での孤立化を防ぐ生活をさせる環境づくりが必要となってくるだろう。
 私の意見ではあるが、再犯を繰り返す者が多数いることから、ある程度の数の犯罪を犯した者は死刑にしてもいいのではないだろうか?
 このような者に害される被害者感情を考えると、犯罪者の人権もあるだろうが、被害者の人権を害していることから、厳罰をあたえるのも犯罪発生数減少に向けての一歩になるのではないだろうか。
2008 11/08 00:51:50 | 防犯情報 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー