犯罪への予防対策などの役立つ情報

2005年 08月 04日 の記事 (2件)


MDMA(注1)・MDA(注2)は、覚せい剤と似た化学構造を有する薬物で、けしやコカなどの植物からではなく、他の化学薬品から合成された麻薬の一種であり、「麻薬及び向精神薬取締法」の規制の対象となっている。
 MDMAは、別名エクスタシーとも呼ばれ、白色結晶性の粉末ですが、一般的には、錠剤又はカプセルの形で密売されている。
 MDAは、別名「ラブドラッグ」とも呼ばれ、白色粉末ですが、その純度によって黄色や茶色のものがあり、まれにこはく色の液体のものもある。

※注1 MDMAは、化学名「3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン(3,4-Methylene-dioxymethamphetamine)」の略名です。
※注2 MDAは、化学名「3,4-メチレンジオキシアンフェタミン(3,4-Methylene-dioxyamphetamine)」の略名です。


○MDMA・MDAを乱用するとどうなるの?

 MDMA・MDAは、視覚、聴覚を変化させる作用があり、不安や不眠等をもたらす。
 また、強い精神的依存性があって錯乱状態に陥ることがあるほか、心身にも障害を引き起こすことがあり、特に脳機能への悪影響が指摘されているほか、死亡例も報告されている。



軽い気持ちで麻薬に手を出すと依存症があるので手遅れとなってしまいます。友人に誘われても断固として拒否する姿勢を保ちましょう。
2005 08/04 11:42:06 | 防犯情報 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
錠剤型麻薬の押収が急増

 今年1−6月のMDMAなど錠剤型麻薬の押収量は約35万8000錠で、過去最多だった昨年同期の約10倍に急増していることが4日、警察庁のまとめで分かった。
 錠剤型麻薬の使用や所持での摘発は昨年同期より15・6%増えて459件で、摘発人数は同3・3%減り204人だったが、うち20代と未成年者が全体の約78%を占めた。覚せい剤でも少年の摘発が同31・4%増えており、若者による薬物乱用の深刻な状態が続いている。
 錠剤型麻薬の年間の押収量は7年連続で増加。今回膨れ上がったのは、2月に警視庁などが、暴力団組長らが埼玉県内の倉庫に隠していたMDMA約28万6000錠を押収したことなどによるが、上半期だけで、過去最高だった昨年1年間の押収量の約76%に上っており、警察庁は警戒を強めている。
2005 08/04 11:42:06 | 防犯情報 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー