気ままに気の向くままに
アメリカを旅行した時のことです。

ニューヨークからボストンへアムトラックで向かいました。
ワシントンDCからニューヨークへもアムトラックで移動し、なかなか快適でしたので今回も利用することにしました。

今回は2度目、ということで余裕で出発を待っていたのですが、とんだハプニングが。これほどのパニックに陥ったことはありませんでした。

突然出発のホームが変更され、発車10分前になってもボストン行き列車の情報がインフォメーションに書き込まれません。


確か、5分位前に突然「on time」と掲示され人々がドーと大急ぎで移動をはじめました。

私も「時間通り」の表示に驚き、乗り損ねては大変、大きなアメリカ人に負けてはおれないと、人々の流れに乗ります。旅男さんは私の直ぐ後ろにいるはず、でも、と確かめるとちょっと離れた所に姿がみえました。
安心した私は、迷いも無く流れに突入しました。

ところが長い降りの階段が。
私は大型スーツケースの上にキャリーバッグをセットにしており、とても一人ではスーツケースを降ろせません。

旅男さんを待つことにしました。
ところが周りに誰もいなくなり、しばらくしても旅男さんは現れません。
私はたった一人で途方にくれていました。

     <続く>

2005 08/13 16:50:15 | アメリカ | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
アメリカを旅行した時のことです。



ニューヨークで滞在していたホテルの前の通り、アメリカンアベニューで朝市がひらかれました。


ホテルの斜め前のショップが派手に「GOING OUT OF BUSINESS」と閉店セールの宣伝をしていました。

入口に置いてある、ハンガリー製ハンドクラフトのなかなか良いガラスのコップが50%オフです。丁度欲しいと思っていたコップに似ているので、購入することに決めました。

魅力的な品が多いので中に入ってみるとヨーロッパ製の高級食器や花瓶が沢山ありました。これは間違いなく閉店セールでありチャンスと、ガラスのコップと更にフランス製の花瓶を手に入れる事にしました。


趣味の良い物が格安なのでもう少し物色しようと、更に店中を見たのですが、それがいけなかった様です。旅行中大変な思いをすることになりました。


大きなティーポット、6客のカップ&ソーサー、ミルクポット、シュガーポットでセットになった、派手な食器が棚の上段に飾ってあり、気になって仕方ありません。
クラシックな雰囲気で、王朝風といいますか、白地に赤紫と金の柄が目立つとても派手なのですが、ポーランド製の魅力のある一式です。

私の視線をキャッチしたオーナーが、棚からカップを取ってしきりに薦め、花瓶とセットで更にコストダウンをすると言います。

今回の旅行、まだ予定の2/5しか行っておりません。旅男さんが配送は信用できないので自分で持ち運ぶと言います。実際、お店は閉じてしまう様でトラブルが起きた時に交渉ができません。

どうしたものかと悩んだ末、食器の魅力と、オーナーの熱意と、値段の満足度で購入としました。
でも後が大変です。持ちきれなく目の前のホテルへも運べません。
潰れかけたダンボールに詰め込んで、紐をかけてもらい部屋まで運びました。
買い物の量の多さに、これから先どのように運べばよいのか、この買い物は失敗であったかと悔やみました。



再度アメリカンアベニューへ出かけ、キャリーバッグを買い、部屋で食器を一つひとつ丁寧に包みなおして、詰め込みました。やっと収まったという感じでした。

以後旅行中、私の大型スーツケースの上にキャリーバッグをセットにして持ち運び、無事に自宅まで持ち帰りましたが、割らないようにと気配りが大変でした。


このカップでコーヒーを時々戴くのですが、その都度このショップが鮮やかに蘇り、あの時私は冷静な判断をしたと思っていたのですが、頭はかなり混乱していたようです。
一番に目を着けたガラスのコップを買い忘れていました。
2005 08/05 23:16:10 | アメリカ | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。

スイス旅行のハイライト、ユングフラウヨッホ(3453m)に行きました。

ユングフラウヨッホ鉄道は、その3/4がトンネルの中であり、アイガー(3970m)とメンヒ(4099m)の体中を走り登ります。


途中、アイガーヴァント駅(アイガーの壁という意味)に停車します。


ここはアイガー北壁のど真ん中であり、壁に穴が掘られています。ここから掘った土石を捨てたそうです。

5分間の停車時間に北壁の穴から遠くに見えるアルプスを眺め、岩肌に触れてみました。それは磨けば光る大理石の様なややピンクがかったきれいな岩で、魔の岩のイメージとだいぶ違いました。


更に登山電車でユングフラウヨッホ(3453m)に。

ここのスフィンクス展望台(3573m)は白銀の世界にあり、サングラスをしなくては眩しくていられません。
まばゆい白銀の世界で、現地のガイドさんによると、年に1度位しか見られない程の晴天だそうです。


目の前にユングフラウ(4158m)、メンヒ(4099m)、ヨーロッパ最長のアレッチ氷河の始まりがみえます。アレッチ氷河の氷の厚さは、1kmもあるそうです。
今まさにアルプスの醍醐味を味わっています。



展望台から外に出、雪を踏みしめアルプスの感触を確かめました。
この雪が何万年もかけて氷河となり山を削ってゆくのかしら、と感慨深いものがありました。



氷河を掘って作られた青白く光る美しい氷のトンネルがあり、中を歩きました。氷河に入り込んだわけです。
うーん、感激でした。
2005 07/30 13:20:17 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。



エッシネン湖に向かう途中で、角笛の音と犬の吠え声と共に突然馬車が姿を表しました。
二頭立ての馬車をおじいさんが御していました。
犬が馬車の前を、右に左に走りながら、馬に向かって一生懸命に吠えて先導しており、なんとも微笑ましい姿でした。

犬はスイス中央地帯の農家で飼われているベルナー・ゼネンフント、よくバーニーズ・マウンテンドッグと言われる、家畜を追いたてたり、重い荷物を引く超大型の作業犬です。
ディズニーの映画、「ベーブ」に夫婦で出てくるしっかり犬です。



彼は中型でしたからまだ子供なのでしょうか、でも自分が馬達を励まし働かせていると、自負心と意欲を持って行動している様に見えました。
二頭の馬もブラッシングが行き届いて毛に艶がありスタイルも良かったです。

犬の自信に溢れて働く姿がみたくて、登りの多い帰路を馬車に乗ってみましたが、彼は水を飲みに寄り道をしたり、馬車の周りを気ままに走っており、吠えて馬を励ましたりしません。

登りの今こそワンちゃんの力が発揮できるのに、と歯がゆい思いをさせられましたが、まだ子犬の様でしたからしかたありません。小さいながら利口そうなプライドを感じさせる犬でした。




馬も人に慣れているようで触れても大丈夫でした。
写真をとポーズをとっている時、馬と目が合い、馬が頭を摺り寄せてきました。
私は気に入られた様です。

澄んだ優しい目をしていましたが、少々怖いので澄ましていたら馬がショルダーバッグを噛んで離しません。
噛んだのか愛情表現をしたのか、とにかく驚きました。
バッグを引っ張ったところ、少しして離してくれました。

馬の口跡がつきちょっと気持ち悪かったのですが、これは馬からの愛情表現であったと思えてなりません。
愛されて良い気分でした。

因みに、一人10スイスフラン(CHF)でした。900円程でしょうか。


アルプスの懐深くにいることを実感させてくれた動物達との出会い、とても楽しかったです。
2005 07/22 23:33:46 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。




そそり立つ岩山に囲まれた、ヨーロッパで一番美しいと言われる山間湖であり、神秘的な緑青色の水をたたえた静かな湖、エッシネン湖を訪れました。



湖の周りの草地や斜面に、大きなベルを首に下げた牛が20頭ぐらい放牧されていました。
彼らは食用牛ではありませんので、とても穏やかで、草地にゆったりと横たわっていたり、水辺に佇んでいて、ほとんど動かずにいます。
牛とエッシネン湖一体が醸し出すのどかな雰囲気がマッチし全てが悠然としていました。


でも牛はとても大きいので私は怖いのです。
が、ガイドブックに人に慣れていると書いてあったので、好奇心から近づいてみたくなり、1歩また1歩と牛の反応を見ながら歩みよりました。

これ以上は怖くて駄目、という所で一緒に写真に納まりました。
彼らは一向に動じず、触っても大丈夫そうでしたが、恐怖心に勝てず最後の一歩が踏み出せませんでした。
触ってみれば良かったと残念です。




水辺に立っている10頭程の牛にも近づいてみましたが、彼らの方がこちらに興味があるようで、ジーと見つめられました。

牛の目をこれほど近くで見たのは始めてでした。小さくて優しそうな目をしていました。

牛がこちらに近づいて来そうな気配で、なんだか怖くて私の方から離れましたが、体は淡い茶やベージュ、顔と足は白っぽく、全体がパステルカラーのなかなか美しい牛達でした。
2005 07/16 23:56:27 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。



モンブランを訪れました。


モンブランとは白い山と言う意味で、トップを万年雪で覆われたヨーロッパ最高峰、4807メートルの山です。

シャモニーからゴンドラとロープウエイでブレバン山展望台に行きモンブランを眺めました。ここは2525メートルの高さでモンブラン山群の大パノラマの広がる世界です。

一番奥にモンブランの真っ白で穏やかな女性的な姿が見えました。
一部が雲に隠れていたのですが、一時雲が途切れ、滑らかで美しい全貌が現れました。


またモンブラン登頂の基地として、一流の登山家達が訪れるシャモニーの村、どんな所なのか村自体にもとても興味がありました。



ゴンドラから、4000メートル級の山々の懐深くに抱かれたシャモニーの村が谷底に大変小さくひっそりと見えました。登山ブームに乗って高級山岳リゾートとなる前は、一寒村に過ぎなかった、正に秘境と言う名に相応しいところでした。
    写真の右下に本当に小さく写っています  
 



シャモニーでの感激は氷河の先端を間近に見られたことです。
山の斜面をうねって流れ落ちる氷河の最後、何万年も時を経て山々をゆっくり氷食し落ちてきた偉大な(?)氷河の終の姿なのかと思ったら、感激しました。



なぜか美しいモンブランが観られたことよりもこの氷河の哀れな姿に心が動きました。

   モンブランはイタリアとフランスの国境にそびえ、麓の村、シャモニーはフランス領です。 
2005 07/08 23:22:15 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。

ツェルマットの次にスネガ展望台に向かいました。
そこからはマッターホルンが山裾から立ち上がる最も端正な全姿が一番美しく見えると言われます。



展望台に着いたとたん思わず溜息がでました。
そこには裾野から見事なピラミット型を描いた雄大で気高い姿がありました。

  ---裾野は山を引き立てますね〜 人間にとっていかに洋服  が大切か、妙に感じ入りました---



少しハイキングをして、逆さマッターホルンにもため息を。

午後はマッターホルン(4478メートル)の間近にあるゴルナーグラート展望台(3089メートル)へ登山鉄道で行きました。
眼前にモンテローザ(4634メートル)等の4000メートル級の名峰や、うねり落ちる雄大なゴルナー氷河があり、正にアルプスの真っ只中に居るのを実感しました。






展望台に着いたとたん、首に酒樽を下げたセントバーナード犬の姿が目に入りました。
これは救助犬に違いないと即断し、私は現地で彼に是非会いたいと思っていましたので、空かさず一緒に写真に納まろうとしたところ、飼い主に「ノー」と言われました。
彼はモデルでした。




こんな素晴らしいアルプスの自然の前でお金儲けをしなくても、と少々不快に感じましたが、彼と一緒の写真がどうしても欲しくて申し込みました。

写真は、マッターホルンを背にセントバーナード犬の両側に旅男さんと私、さすがにポジションが抜群です。
犬は笑顔ではありませんが我々が実に嬉しそうな表情をしています。
何故か日本とスイスの国旗を持たされました。


セントバーナードは2匹いて、もう1匹の方はデレーと横になり、撫でても声をかけても無反応で、何の意欲も湧かないと言う有様でした。

モデル犬のほうもご主人の命令に従いたくない様で、細くて華奢な感じの御主人は、ドッグフードを蒔いたり、ビクともしないモデルを懸命に引っ張ったりして、大変そうでした。

彼らはアルプスの救助犬の装いでしたので、人命救助をしてくれる犬と、私としては尊敬の念を持って接したつもりでしたが、ややがっかりしました。
でも、彼らはごく普通に育てられたワンチャンですからね、当然でした。

セントバーナード犬は大きかった。
私より彼のほうが頭が大きいのですよ。

頭はあちらの方が良い ? のかしら !

2005 07/01 13:12:40 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
スイスを旅行した時の事です。

マッターホルンが観える町、ツェルマットに泊まりました。



出立の朝6時頃、マッターホルンに雲がかかっていなかったので、喜々として、この山が一番美しくみえるというスポットへ行き、刻一刻と表情を変える姿を写真に撮りまくりました。



朝日がマッターホルンに当たり始め、一部が赤く染まりやがて全体が赤く染まってゆく様は見事でした。
念願の雲に隠されない完全な姿のマッターホルンを遂に観ました!



私が今回のスイス旅行に一番期したものは美しいマッターホルンの姿に出会う事でした。

独立峰で凛と立ち、まるで人間の頭のような形をしたトップをカクッと曲げている様に人格を感じていたのでしょうか。
その雄姿に孤高の人、苦難に悠然と立ち向かう人間の姿、そのような物を感じていたのでしょうか。

とにかく、マッターホルンの姿を観たい、会いたいという願いは最高の形で叶いました。




しかし、出立時の朝8時頃になると、山のほとんどが雲に覆われてしまい、上部だけが厚い雲の上に聳える姿に変わってしまいました。が、この状態のほうが、神秘的なものが漂いかえって不思議な魅力に溢れていました。


絵葉書に載せられるマッターホルンの素晴らしい姿をほとんどカメラに収められホクホクの私でした。
2005 06/23 23:46:57 | スイス | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
イタリアを旅行した時の事です。

アッシジの街に寄りました。

アッシジは中世そのままの街です。

清貧の人、サン・フランチェスコの生まれた所であり、この聖者の生きた時代の空気が今も感じられます。






街は、モンテ・スパッシオの丘の上にあり、城壁に囲まれた石作りの宗教都市です。

歩いていると宗教都市らしい慎み深さが感じられとても落ち着きます。
また、丘の上からの眺めは視界を遮るものも無く清々しく、すばらしいです。




サンタ・キアーラ教会、ミネルバ神殿、サン・フレンチェスコ教会など歴史的建造物も沢山あります。




また、裏道風な細い石造りの坂道や民家があり、旅行好きにはその坂道を見ただけで感激もので、そこはどっぷりと浸っていたい世界です。



アッシジは、宗教都市として中世の都市として、魅力に溢れた街です。
2005 06/19 00:21:33 | イタリア | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー
イタリアを旅行した時の事です。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂を訪れました。

ここには、ミケランジェロ25才の時の作品である、ピエタ(哀しみの聖母)像があります。
大聖堂に入り右側の大きな十字架の下、台座の上にあり、華やかな場所に置かれています。



<写真が鮮明でなくすみません。像に魅せられており、
   撮る事を忘れて慌てて撮ったものですから。>


マリアの卵形の小さな顔、閉ざされた目、形の良い鼻、軽く結んでいる口元、これら全てから静かに彼女の深い哀しみが伝わってきます。
そして、前方に差し伸べられたマリアの左手からも。
また、細部まで見事に彫られた繊細な彫刻で、大きな感動を与えてくれます。
この作品から、彼が天才であるということがよーく解りました。

しかし、磔刑から開放されたキリストを抱くには、彼女は余りにも清浄で若く美しすぎて、私には彼女を受け入れるのに戸惑いがありました。





ミラノにある、ロンダニーニのピエタ像のほうが、私はマリアの老いた姿に現実味を感じたのでしょうか、スーと受け入れられました。
私の中でピエタ、という視点がピタット合いました。
そして、ピエタというよりも人間の悲しみというようなものを感じました。
2005 06/13 19:00:08 | イタリア | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー