男たちには判らない

2009年 09月 の記事 (3件)






車趣味を長いことやってると時にマンネリ、そんな時期もあります。
しかし今回は面白いことになりそうな予感がします。
ドイツに昔、タウヌスという車がありました。
フォードヨーロッパがまだイギリスとドイツで別々の車を作っていた
ころ。
そんな時代があったことを初めて聞く方もおられるでしょう。
著名なカプリというスポーツクーペがあります。
地中海のリゾート島の名を持つこの車から両フォードの
統一化が始まりました。1965年のことです。

保守的な英国フォードに対し、戦後の西ドイツのフォードは
1960年代より意欲的な小型車作りを始めます。この辺の理由と
背景はアメリカの資本がバックにあり、生産態勢が復旧するのが
民族資本系より早かった。それはオペルにも言えてローコスト、
軽快名作のカデットなどが生まれます。
反対にBMWはまだ空冷2サイクルの700の時代で、後の道筋を
つけるノイエクラッセ1500〜1800シリーズの登場は少し遅れます。

てな話をしたのが、茨木のジャンクヤードという名で自動車整備
手がけるS氏と数日前でした。冒頭の写真がその場に出てくる1960年代
はじめのタウナス12Mです。ストロボが光っていないので謎の写真ですね。

このタウナスはV4空冷エンジン前置きFFで、1200ccの排気量で
この4m超す中大型ボディを動かす意欲車でした。
ドイツの技術でアメリカの血の入った車作り、おそらくはフォード本国で
試験できない思い切った小型車作りに挑戦したプロジェクトの妙味
だったのでしょう。デタント、冷戦時代下の西ドイツでこんな蜜月が
あったことを技術史として知っておいてください。

さてタウヌスの派生にはこんな面白い車種もありました。





トランジット、VWでいうところのtype2のデリバリートラック/ヴァンに
当たります。実に愛嬌のある犬のような顔と魅力的な小型バスたち!
欲しくなってきます。

当時、日本で輸入を手がけたのが東京近鉄モータースでした。
近鉄が輸入車代行業をしていたことを知る人も少ないですが、トップ
佐伯勇の指示で東京進出の本拠でもありました。改軌、ビスタカー登場と
息上がる中日本の猛牛、経済三国志の立役者のひとつです。




2009 09/20 23:38:35 | くるま全般 | Comment(0)
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デジタル写真とネット転載の時代になって写真術もずいぶんオキテが変わりました。
私のような保守派の人間でもデジカメを持つようになり3年になります。
私が使っているのはソニーのDSC-1という2万円くらいの普通のコンパクト1台です。

フィルム写真をスキャンしてHPを作っていた時と違いはありますが、
それはデジタル加工の手順です。

デジな写真論としていちばんの特徴は、シヤッターと露光の関係が
思い切り変わったこと。それが顕著なのが暗いところの写真が「誰でも簡単に」
写せるようになったことです。

ただしここで自分の武器の特徴を知っておきましょう。
デジカメの場合、フィルム感度によるラチュードを幕面に
露光させるのでなく、弱い光信号を静かに読み取るという
作法ですね。
このために夜間は、静かに
1ストロボに頼らず
2長時間シャッターをきり
3ぶらさないためにカメラを持たずに置いて
夜景を撮るようになりました。

もちろん近接したものは従来通りピカッと光らせて撮ってもいいのですが
従来無理だった夜間のシーンを撮るのには、撮影モードを
P(プログラム)にすると自動的に遅速シャッターになります。
これ以外の月マークなどによる夜間モードもありますが
Pで十分対応できます。

撮影例をあげましょう。


夏祭りからですが、これは場面が明るいので標準モード、
ノンストロボ。ただ緩速撮影ですので相手が停まった一瞬を
掬い撮っています。失敗したら消してまた写す、のココロで。



これは楽に写せました。対象がしっかり撮れているかはモニタリングを駆使して。



得意のバー写真。これはロウソクの光源をグラスの背にして
あとはカメラ任せデス。



反対にこれもストロボを使わず、手持ちで軽く写した写真。



夜景の限界に挑戦。月明かりの公園。遠い水銀灯と月光だけで撮影。
カメラは水平な所に置き、絶対ぶれないために、セルフタイマー
を併用しています。



これも苦しいですがデジカメならではの面白いショット。



夜の都会の排気塔。車の途切れた一瞬ですが数十秒だけの静寂。



歩道橋から。動いているものと動かないものの対比。


同じく。



これは失敗なんですが、人が完全に消えてしまって。ただ
写真としては面白いのでやり過ぎはこうなるという見本。




プロや写真家の技法はもっと高度にあると思います。
アマチュアのやり方としてベストとは思いませんが、
デジカメが拓いた夜間撮影の面白さについて、手元の教材で
もっと遊んでみてください。
そんな所で、失礼いたしました(ぺこり)

2009 09/05 23:07:24 | 都市風景 | Comment(0)
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広島の路面電車には、大阪市(S44年廃止)、神戸市(44年廃止)、
京都市(53年廃止)、福岡市(50年廃止)など、西日本の主要な
都市を走っていた路面電車が路線廃止後、次々と転入し、広電
の体質近代化に貢献しました。







普通は転籍車両は元の路線の車体色のままだと「お古」と
分かり嫌われるので塗色を塗り替えるのですが、広電は
大量に入線したこともあり経費が嵩むので、番号変更のみで
元のカラーを残しました。
これが返って路面電車を廃止してもう見られない都市の住民
から「懐かしい」と好評で定着しました。

もう神戸と福岡の電車は廃車が進み見られませんが、大阪と
京都の電車は2009年夏の時点でもまだ活躍する姿が見られます。





もう大阪で働いた時間より広島で走っている時間の方がよほど
長いのですが、「元大阪」と「元京都」の市電は不思議な旅情を
くゆらせて今日も広島の町を走っているのです。
2009 09/05 01:03:13 | 鉄は直らない | Comment(0)
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