今年のフィアットの祭典は、恒例の昭和の日からずれて6月6日に行われました。
会場も10年続いた伊那から離れ、遠く群馬の水上スキー場に。
インフォメが最初に流れた際は、関西勢は「えーっ”」でしたが、それでも
何名か関西から行くという強者が現れ、小生は友人をおだて、同乗でいって
きました。
このノリに呼応してくれた熱い友たちにホントに感謝です。
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午前5時に大津PAに124Sと黒デルタ2で待ち合わせ。
その後は二度ほど休憩しつつ、佐久のホームセンター駐車場まで
まっしぐら。
黒デルタと水色124Sの関西コンビ。
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関東組から地元勢の124SとX1/9
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前日から出発して軽井沢の仲間の所に泊まっていた西宮からの
850スパイダー
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佐久からエンジンが完成して慣らしが終わったばかりの850Sに
乗り換えさせてもらいオープンを満喫。
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軽井沢は実に落ち着いた大人のリゾートですが、こんな懐かしい感じの
ドライブインも。
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軽井沢付近にて
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浅間山を望む絶景。憧れる風景です。
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850Sの後ろを付いて来る横浜からの850クーペ。
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夏の初めの鮮やかな緑が眼に飛び込んできます。
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次のポイントは榛名湖でした。
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この小山が榛名山。このあたりの名物は高崎のだるまくらいですが
近年は頭文字Dのマンガでも知られています。
土産物屋にありましたよ(笑)
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次のポイントは榛名から伊香保に向かいます。途中は皐月ツツジが綺麗でした
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伊香保にはおもちゃと自動車の博物館があります。
エントランスはこんな疑似レトロ風景。
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でも奥に行き上の階に置いてある自動車の展示は熱が入っていました。
殆どが国産車です。
レーシングZ
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TSサニー
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初代ギャランのラリー仕様
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トヨタ2000GT
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こういうのが置いてあるのが私好みで嬉しい。初代マーク2のハードトップ。
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あっ、GTO
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バンダイのプラモで1/20を作りました。
僕らはスーパーカーでなく、70’sカーですね、実際憧れたのは。
これこれ、この横顔に見とれたのです。小5のとき。
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ホンダ1300クーペ。まさに時代はクーペ全盛。
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これも好きだなあ。初代ファミリアクーペ。スレンダーな美車です。
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初代コスモスポーツの美しい部位。古典的な配置とクロスオーバーする未来。
円盤とか宇宙と言うが、このアンビバレンツがこのクルマの魅力なのだ。
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最後は刺激たっぷりの「超えてる」チェリーから。
クーペX1Rの迫力ある、おケツをお目にかける。
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最後の公認オーバーフェンダー車というだけで、プレミアムがついたもの。
実際速かったし、自重はたったの600キロ台。馬力はグロスで80から83。
同じ1000〜1200ccクラスで既にサニーがあったのに、別働隊でチェリーを
作ったのは、一説に合併したプリンスのエンジニアたちに小型FF車を任せたと言われている。
この流れは後にパルサー、最後はラングレーまで存続して、プリンス店で
スカイラインと並んで売られたことから、あながち間違いではない。
この時代の日産をどう評価するか。それが40年後の車好きの任務と思う。
原資も基礎も低い国の中の一企業が、これだけ果敢な挑戦をしていた、
国民も一緒になって夢を見た、夢から覚めれば、現実はフェラーリもベンツも
身近になったが、ボクらがいま、思い出せねばならないものは、こんな
ちっぽけなモノ作りに込められた情熱ではないだろうか。
てな感想を残して翌日の本番へ続きます。