男たちには判らない
休みだった22日に、しばらく行っていなかった、近所の自然公園になんとなくでかけました。
フィアットリトモの調子をみることも兼ねて。



これがいま、マンションに建て変わることになり、残念がられている元の料理旅館です。
摂陽名図に載るほどの昔からの老舗でしたが、震災以降のこのあたり、阪神間のお金持ちの遊びや暮らしもすっかり変わり、いつまでも『細雪』の世界を続けている人がいなくなったのが、最大理由だと思います。
料理は天下に知られる逸品でしたが、私も行こう行こうと思いながら行けませんでした。(結婚式の会場の料理はここのでしたから全く無縁でなかったのが、せめてもの救いですが)
昨夏に知られないうちに休業。今年廃業、売却決定、残念な平成18年の秋になりました。お庭の紅葉が少し写っていますが、これが見納めでしょうか。



北山自然公園というより、甲山(かぶとやま)の麓と行った方が良く通る市民の憩いの場。
子供が幼児の頃はよく来ましたが、最近はすっかりごぶさたでした。
もう11月も20日を過ぎ、すっかり秋の終わりの佇まいです。

それから、この公園には実は猫がたくさん住んでいます。
えさを与えに来る人が絶えないのか、毛並みも綺麗で公園管理者には悩みの種でしょうが、実のところ不思議な生態になっています。
家で猫を飼いたくても庭や環境がない、そんな都会住民のストレスをここの猫は逆手にとって、優雅な「猫森」を築いて人間どもが癒されに来るのを待っている、そんな気がします。

〜猫の森には帰れない〜♪



最後にきょう一番気に入った1枚、アベック猫の写真を載せておきます。
じつに様になるじゃないですか、カメラ持つ私が従で、向こうが完全に主だなあと思いました。

2006 11/25 01:25:40 | 日記 | Comment(0)
Powerd by バンコム ブログ バニー

この記事へのコメント

この記事にコメントする

名前:
メールアドレス:
URL:
セキュリティコード  
※セキュリティコードとは不正アクセスを防ぐためのものです。
画像を読み取り、入力して下さい。

コメント:
タグ挿入

サイズ
タグ一覧
Smile挿入 Smile一覧