男たちには判らない

2010年 02月 09日 の記事 (2件)











先にカラーで見せたデジカメで写したのとは別に撮影した
モノクロのフィルム写真です。カメラはフォクトレンダー
ベッサR、レンズはライカ・エルマー50mm 3.5、フィルムは
コダック・トライXです。Y2フィルターを掛けています。
濃淡調整はフォトショップで、イベント展示なのでナンバーは隠していません。
まず英国車から。




練馬55ナンバ−のヒーレー・スプライト。
審査委員の編集者K氏の愛車です。



今年のテーマにふさわしいローバーP5B 
3.5LのエンジンはP6と同じです。



このところ常連になりつつあるブルーのボルボ164E(1974)
オーナー氏共々たおやかに年輪を重ねられている好車です。



昨年に続き遭遇のオペルレコルト・クーペ白
この1年に随分話題になった車です。時代が追い付いた!?



もう一台のオペル、2代目マンタGT。並んで嬉しいですね。
エントリーリストを見ると本来は1900GTで出る予定のよう。
まさにオペル・エンスーなお方のようです。



SオートのブースにいたBMW700コンバーチブル。2気筒2サイクルの700ccエンジンでRRだったと思う。
今のビーエム飛躍の土台を作った恩人。日本のトヨタでいうパブリカ、ヨタ8に当る。
とてもチャーミングな車なので展示にもう一工夫すれば、もっと花があったと思う。



マイ850の後にいたアバルト・モノミッレ。埼玉から初参加。
オーナー氏とも仲良くなり、リアエンジン同士で大いに盛り上がりました。
2010 02/09 08:39:42 | くるま全般 | Comment(0)
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東名を東に向けて私のフィアットは40年前の道を駆け上がります。
車窓左手に雪の富士山。不朽の日本の美です。



天気も良くクルマも快調です。

いよいよ関東圏に入った頃、最初の記事に書いた前方を行く
旧い車が目に入りました。
「ジャガーですね」
ゆっくりと接近すると気づいたのか、車線を併せたり
追い付いたり追い越したり。
海老名のパークで最後の休憩を取ろうとウインカーを
出すと、先行くジャガーも車線を変えました。

1台挿んで車を停めて何ということもなく、ご挨拶。
「はじめまして」「関西から来ました」



シリーズ1というのは前に出た時に気づいていましたが
なんと12気筒のXJ12。ナンバーのみ写真で修正しましたが
品川33の新車登録時からのプレート。

すばらしいサイドビューを見てください。
車高を下げていないタイヤハウスに「あき」のある姿。
飽きのこないロングホイール・プロポーション



写真がモノクロになっていますが、フィルムはトライX、
レンズは旧いエルマーを使用しています。



フロントのリーピング・キャット回り。



ふくよかな、サイドからの立ち姿。

オーナー氏に伺うとやはり新車から乗ってられるとのこと。
あの時代にこの12気筒を手に入れられ苦楽を40年共に
されるとは、並大抵なことでは、と感じました。
奥様とご一緒。乗馬倶楽部からの帰り。お会い出来たことは
旧車乗りとして忘れられぬ出来事になりました。
「またいつか」
そういって1台は出て行く。それで十分なひとときの出会いでした。

もう一枚正面からのショットを。



いつの間にか風は止んでいました。


2010 02/09 06:01:11 | くるま全般 | Comment(0)
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