男たちには判らない


淡路島の南の丘に、人知らず眠る建築モニュメントがあります。
これは「若人の広場」といい、第2次大戦後20年が経ち、戦争動員で
帰らなかった多くの若者の魂を慰めんと、昭和42年に、大建築家
丹下健三のデザインにより建立された、施設でした。





しかし、国内観光でも、訪れるに不便な場所の故、いつしか忘れられ
瀬戸内海国立公園の風光のなかで、今では無惨な廃墟を曝しています。



設立の趣旨は、間違っていなかったのですが、いつしか時は流れ、
今では、都市伝説や、心霊スポット呼ばわり、さらに幻の丹下健三作品
とまで、呼ばれております。

ここにアプローチするのは、敬虔なる気持ちと、設立の趣旨を理解し
かつ、興味本位でなく、現地の危うさを理解出来る人にお願いしたいと
思いました。
平成22年4月16日訪ねる



2010 04/18 07:02:39 | 旅日記 | Comment(0)
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