男たちには判らない
ルノー5という一時代を作った名車がありました

ゴルフ1よりもさらに小さなコンパクトハッチバックで
FFのユニットをうまく活かしたパッケージング
愛らしい外観デザイン。ストロークのある独立サスペンション
そして一番の美点は、ふかふかのシートでしょう。



今回のフレンチブルーでは、生き延びている
初期型サンクにぞっこん見とれました。





そんなサンクと、数字ネーミングの最後となった19

これは16Sです。ホントは平凡な5ドアハッチに魅力が
詰まっているのが19の良さでしょう



でもやっぱりサンク!



1時間半ほど見歩いたのですが、雨は一向にやみ
そうにありません。だんだん気分も沈んできたので
帰ろうと思いました。

そんな時に見かけた4(キャトル)の結束の固そうな集団。
何か、よそ者を受け付けないようなバリヤを
感じてしまったのは、なぜでしょう。

同じキャトルでも、特に希少価値の高そうな2台が、
押し出すかのように、仁王立ちしている様に見えたから
でしょうか。



「キャトル村」には敢えて入らずに、通り過ぎて
こんな平凡なAXに癒されます。



さて、最後に写したのはこの1台。
これはどんなルノーだったかしら。



これはルノーがルーマニアで作っている
ダキアというクルマです。
ロガンというのが車名かな。
この車のオーナーとはお話をしました。
僕が2004年にルーマニアにいったこと。
つい数年前まで12を作っていたことは無論周知です。

奥様が綺麗な外国人だったと思います。
素敵ですね。
個人輸入で東欧の車に乗って、暮らしも
日本人的習俗から、距離をおいて。でも
フレンチブルーにこういう「外し」はありだと
思います。

           ◇

このイベントを見たのは今回だけですが、やはり
辛い採点をつけるとすれば、何も考えないでフランス車
を買った人が、期待だけで集まって来ているように
思えました。
その人たちの虚栄心を満たすだけで、このような
イベントが何の必要があるのかなというのが
僕の率直な感想でした。

気を悪くされたら、ご免なさい。
秋の信州というロケーションはやや陰鬱なところがあり
その中でフランスかぶれではしゃぐことは、何か
浮いてしまうように思えます。
一期一会を求めて毎年通うフランス車オーナーも多い
ことでしょう。
シトロエンXMあたりを乗り続けているようなミドルは特に。

ああ、これは大事なことだというような、感じ、
共有するコンセプトが、もっと前面に出ていれば、辛い
感想は残らなかったかもしれません。

何か大切なことが抜けているように感じられた
初めてのフレンチブルー訪問でした。


2010 12/12 06:33:32 | 旅日記 | Comment(0)
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