近い将来、起こるであろうといわれている
南海大地震は、揺れによる被害もさることながら、震源地が土佐湾沖ということから、
津波による被害が一番心配されています。
色々なことをシミュレーションした結果、起こりうる最大の津波は、約
6mだそうです。
でも、自然が起こすものなので、それ以上の大きさの津波が発生することも充分考えられます。
南国市の海岸線の防波堤は、高さが海抜・約
9mあります。
でも、
6mの津波が発生した場合はそれを超えることも充分考えられるそうです。
そこで、南国市の大湊地区(前浜・久枝)の住民は、海抜12mの「
伊都多神社」に避難をするようにしています。
今日の訓練は、地震発生の放送と共に、「
伊都多神社」まで避難をし、境内で消火訓練をするというものでした。

←境内で、消火訓練の真っ最中

←地元の婦人会が炊き出した「おむすび」を配っています

←「中組自警団」では、災害に備えて、これだけのものを準備しました
津波を除いては、地震の時に一番恐いのが
火災です。
来年の6月からは、新築の家屋には火災報知器を装備しなければ、建築確認がおりないようになるそうです。
既存の住居も、南国市の場合は5年間の猶予期間を定めて、火災報知器の取り付けを義務づけるそうです。
まだ、義務づけられてはいませんが、「
消化器」の備え付けも重要だと思います。
消火器使用の注意点1.慌てず、落ち着いて安全ピンを抜き、ホースを火点に向けてからレバーを握ること。2.噴霧時間は15〜17秒有ります。あまり近くから噴射させると危険なので、少し離れた位置から噴霧させながら近づいていくこと。3.消化器は、火をめがけて噴霧しても、なかなか消えません。火の元(下の方)をめがけて噴霧すれば、火元の酸素が奪われて消火します。4.消化器での消化には限界があります。消火に失敗したら、無理をしないで、なるべく早く避難をしましょう。そして119番通報をお忘れ無く!!いずれにしても、
地震や
火災は、起こらないことが一番いいのですが...。
