今回は、アンテナ&タワーと周辺機器の紹介です。
現在、タワーの上には
144MHz帯のアンテナしか上がっていません。
ARAKI製のアンテナで、12エレメント2列2段・仰角制御です。
ブーム長(アンテナの長さ)は、6mちょっとあります。
(左の釣り竿みたいなのは、144MHzと430MHz帯の共用GPアンテナで、長さは5mあります。)
タワーはアメリカ製の
Tri-X「
LM-470D」で、東京は八王子にある「
FTI」から送ってもらいました。
これは、4段のセクションが電動で上がり下がりし、タワートップで約22mHまで伸びます。
上げていても、風速20m/hで自動的に下がる風力感知システムと遠隔操作盤が付いています。
次はローター(回転モーター)と、測定機器の紹介です。
左側は、仰角(EL:打ち上げ角度)のローターのコントローラーで、CD製
ERC-5A。
右側は方位(AZ:360°回転)のローターコントローラーで、EMOTATOR製
1200FXです。
この二つを装備すると、衛星通信や月面反射を利用した通信も不可能ではありません。
アンテナの角度を上げると、
Esや
FAIなどの異常伝搬時に活躍します。
電波の
POWERや
SWR(Standing Wave Ratio:電圧定在波比)を測定する器械です。
ようは、アンテナから出ていく進行波電圧と戻ってくる反射波電圧の比率を測定する器械です。
この測定器は、CN-801とCN-102LとNS-663Bのなぜか3台あります。
でも、この
DAIWA製クロスメータは、使い勝手が最高です!