私の反省と言う事でお読みください。
先日何回目かの「黒まる」に行って、その旨みのとりこになっている「”こく丸”とハーフチャーハンのセット」を注文しました。
涎が出るような香りともに運ばれて来たラーメンを観て一瞬「あれっ」と思ったのですが蓮華を突っ込んでスープを飲んでしまいました。
”こくまる”では有りません、”くろまる”です。
つい、近くにまだ居た若い配膳の女性に「こく丸セット頼んだんですけど・・」と呟いてしまいました。
女性はパッと顔色を変えて伝票に「くろまるC」と書いてあることを確認しましたが、「申し訳ありません。」と言ってくれました。
「でもこれでも十分ですよ」と食べ続けていると、厨房で報告をしたようで今度は若い男性の店員さんが来て「宜しければお取替えします。」と言ってくれましたがくろ丸も十分美味しいですし、チャーハンはいつも通り絶品ですので「もう箸もつけていますしこのままで十分ですよ。」と笑顔で応えました。
するとしばらくして今度は、大将が席の横に来られて片膝をついて「申し訳ありませんでした。」と重ねて謝罪され、「いえいえ、全然大丈夫ですよ」と逆に恐縮しました。
すごく自分の店のサービスと味に気使いと誇りを持たれているようで、真心を感じました。
ラーメンもチャーハンも空っぽにして満足して料金を払った後、自分の滑舌が悪かったのではないか、いらぬ呟きをしてしまったと反省した次第です。
でも、この背脂の誘惑には勝てません、また行って今度こそ”こく丸”のスープを飲み干してしまうでしょう。
蓮華の舞踊りに勝てない弱い私の理性、ブヒブヒ。
Posted by べっさん at 2016-10-08 01:42:00