男たちには判らない



さて旅行記に戻ります。午前中に地元の不動産店に行き借家
募集の話をして出発しました。短い九州滞在のラストは高速
道の和布刈パーキングです。私はここに寄ったのは実は初めて。
これまで関門橋の下関側の壇之浦パークばかり利用してめかりは今回が初です。
ここは高速より歴史が古く昭和48年の橋の開通時の設置みたいです。
構内が規格が小さくて最近の高速とは全然雰囲気が違います。

ここで2台のクーペが遭遇しました。

広島ナンバーのボルボC70と私のFIAT850COUPEです。

皆さんは車歴の中でクーペに乗られたことがありますか。
一度もない若い人もおられるでしょう。でも私はクーペが好きです、死語になりつつありますね。

>海沿いのカーブを 君の白いクーペが曲がれば
 今年の夏も終わる。
「夏のクラクション」
        by 稲垣潤一

山口県下をひたすら走り防府に向かいます。
この場所はルーツの一つ、母方の墓が眠る防府市向島。

天然記念物のたぬきがいます(珍しくもないような)



昼の光の下で見ると青い車は綺麗です。
島に渡り小一時間、子供の頃かわいがってくれた叔父も今は
土の下に眠っていますので山を登って墓参りしました。

さて私のルーツはもう一つ、そこも県内なのでそちらに向かいます。間に合うかな。


徳山をすぎて

菜の花道を東に
途中立ち寄った山陽線の駅、櫛ケ浜

ヤマトタケル東征の途中海が荒れ、身を投げて捧げた
クシナダヒメに由来する地名です。


おや

ここの跨線橋と表記は古いですね、

この表記は戦前スタイル(ただし左書きに変わってますが)です




なんとか光市を通って目的地に

清掃後お墓に花を添えて墓参りを終えるともう5時半。

熊毛インターまで遠い道のりを走りました。
ここから夜になり、今夜は広島県の三次と言う町に泊まることにしました。


とっぷり日の暮れた三次の夜


3月下旬、彼岸過ぎとは思えない寒さに震えました。
2009 03/28 08:59:42 | 旅日記 | Comment(0)
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朝6時半過ぎに九州新門司港に入港、まっすぐ苅田町の
自宅に進んでも40分くらいで着きます。


門扉を改造して自動車を2台駐車できるようにしました。


春先の庭、手入れはあまり入っていません。
右の大きな木はクリです。毎年実りますが落葉します。
梅の木が3本、マツが門脇に1本あります。


玄関からみた駐車スペース。


家の周囲には物を置けるスペースが2方あり上まで使えます。給湯は石油ボイラです。


今回の改装で洋間と台所の仕切りを取りLDKにしました。
これは私の発案。


LDKからみた和室。


庭先を見る


広くなった駐車スペース


2階南側洋室

同じく南の窓から外を見る


庭先で芽を出したトクサの新芽


おそらく1950年代のブラザーミシン(要修理) 今回はこれを大阪まで運びました。だれか使いません?


この辺も直さないと。ソーラー温水器も着いていますが使えません。


こわれたダイニング

洗面台は掃除しましたが...

2階へ上がる階段

2009 03/26 08:16:31 | 旅日記 | Comment(0)
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今年のちっちゃい車大集合に参加してきました。
あいにくの天気のなか、神戸まで。
昼過ぎにどんどん参加車両も帰ってしまい、この頃は
半分以下になってました。




懐かしい国産車のテールたち。
このうち黄色いセドリックの室内をピックアップします。


ご覧の通り完璧なイタリアンデザイン。
間違いなく向こうのデザイナーが手がけた証拠でしょう。



夕方からそのまま神戸のみなとへ。
フェリーに久しぶりに乗り九州に向かいました。
船内で見たBS放送では吉田拓郎の特番をやってました。

「がんばらなくてもいいでしょう」
この時代への彼なりのメッセージと受け取りました。



船は夜明け前の九州へ向かいます。
2009 03/25 08:44:42 | 日記 | Comment(0)
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高雄サンデーミーティングも3年目の春を迎えました。
今年は昨年より予告していたコッパの正イベントも同時に。
私の愛車も昨日車検より戻ってきたので見に行くことにしました。
最初の一枚は嵐山に行く途中に路地に入り梅宮神社のとこで
緑と青の組み合わせです。
写真は無修正です。個人等ご要望あれば申し付けください。



いつもきれいな薄い水色の僚車前期型クーペ。
高雄の春早い風景にとても引き立ちました。



きょうの「おきにいり」ルノーカラベルです。
このゆったりとしたオープンカーがたったの1.1?エンジン
だなんて。今のBMW135なんて大田分けです。
あとね、右ハンなのよ、これ。私と一緒の正規もん輸入車。
英国向け用でしょうね。


これも渋いぞ、NSU TT

国産も渋い「岡本信人級(Cますけん氏)脇役」が!


グランドファミリアの後期ですね。カペラみたいな六角テール。



あずきちゃん240Zのそばには日米渋め重鎮の配役で
プリムスのクーダが。ナウ昔しい緑系の色がいいぞ。
さしずめ三船とブロンソンの『レッドサン』だ。



何気にポルシェの群れの奥にこんなセルボが。刺さるなあ。
(笑)53年排ガス対応唯一の2スト車ですよね。
女の子が乗れる外車のない頃はこれがいちばんオシャレさん
でした。

とおの昔にツーリング組は出発したと聞いて追いかけることにし日吉ダムに着いたのは1時前。やっとここで念願のコッパ参加車に遭遇できました。



フレンチブルーその1 マトラジェット



これはルネボネ? CG?

イタリアンはこれ、ミレミリアクラスのFIAT1100あたり。




虫ですか。スタンゲリーニとえーと???



これはチシタリア207 こんなのが今日本に数台いる。
NYの近代美術館にレコングナイズドされてる、というのが
自慢なんやろな。



ちょっと奥さん、FIAT124Sの初期ものですよ。この個体は
初見だけど京57ナンバーですから遭遇しなかったのが不思議。(1600cc)



アルビスも1台参加されていました。こういうたおやかな
ツアラーには私文句ありません。



いい天気の日吉ダム湖畔。
こんな木の芽と空の雲と、私のブルー。






最後は3台のホンダを追いかけて元のところへ戻りました。
そのあいだずっと小説風のコンセプトを考えていました。
友人のtaa君のHONDA S600と泉からきた珍しいS500、それに
N360のツーリングSを買ってもらったばかりのFIAT850coupeで
追いかけてドライブする「ぼく」のストーリーです。
主人公は京都の老舗の息子の大学生にしましょうか。

『青いクーペの若大将』(莫迦大将、青大将?)
40年前を懐古するというシリーズで書けそうです。
2009 03/16 00:05:43 | くるま全般 | Comment(0)
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私の住む町中に元祖焼きそパンの店という
面白いフード飲み屋があります。
http://www.geocities.jp/hanna_danna12345/joren/yakisopa.html
夜の国道を自転車で走っているときに夜行性の昆虫のように
引き寄せられて入ったのが運の尽き!? なんだか2人の
スタッフと何時の間にか知り合いのように口を訊くような
仲になってしまいました。

先日の寒ーい夜に大阪市内から戻る途中に立ち寄ると
何だかそわそわしています。そう、この夜はこの店の
オーナー(すぐ近所にある風変わりな串カツ店/ここもよく流行ってる/の店長)の誕生祝いがもうすぐ始まるようです。

もう夜中の11時半過ぎだ。。もう覚悟して向こうの店から
主人公が来るのを待ちます。
今夜のための特製、ジャンボジャンボ焼きそパン!

持ってられるのがこちらの店を任されてる弟のhideakiさん。


主人公も到着して蝋燭に火をつけて行きます。


クラッカーが炸裂してパーティーが始まりました。
ミュージシャンやOLや若い勤め人、いろんな客が楽しく
陶然と一時を共有して、今夜は過ぎて行きます。





今夜は心地よく酔えそう。
2009 03/15 00:44:23 | 日記 | Comment(0)
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近所を流れるちょっと風変わりな名前の河川、天竺川
(てんじくがわ)
きょうは2月最後の日、もうこの界隈も春がそこまで来ている
ようです。

緑地公園の池も穏やかに水をたたえています。


近所の原っぱでこどもが遊べるよう、ときどき開放する日があり
きょうはちょっと手伝いにいってきました。



木立もすっきり、昨日までの雨もあがり、親子連れが散散集まり
始めました。


男の子は木登りや臨時の鉄棒を作って遊びます。


絵本を近くの図書館から持ってきて、読み聞かせ。



そんなおだやかな時間、ひととき子どもらの相手をした後、
今日はもう一つ行事がありました。
今月2回目の結婚式出席です。


梅田のホテルへ着替えた後、直行してこんどは新しい人生の門出を
祝う宴に参加してきました。


ひとの幸せな姿も良いものです。
ちょうど彼らは私と20年時間が違います。


昨日丸善で買ってきた一番好きな絵本を新婚さんにプレゼント
しました。読んであげられる日が来たら、いいかなあ。



最後はこの日のために彼(新郎)が練習したコステロの[she]という
曲を奥様に捧げて、音楽会のような結婚式は閉じました。
お幸せに。。。
2009 03/01 13:36:26 | 日記 | Comment(0)
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14700円で中古カメラ店で購入。
うそみたいですが、最遅の1/2秒が少し戻りが悪い
くらい。
これでしばらくモノクロフィルムの撮影を
堪能しようと思います。
2009 02/19 23:45:00 | 中古カメラ病 | Comment(0)
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久々に元のアドレスでブログを再開します。

きょうは京都に向かって出発。



途中の高速パーキングで仲間と合流しホテルに向かいます。

  

まあこんな感じで派手な車が並んだのはそういう仲間の
中心人物の人のお祝いだからです。



しかし京都ゆえ色を添えてくれるのは伝統文化でしょう。



こんな風に舞妓さんも最後まで来てくださって
奥様の広い交流が伺えます。



鏡割り
私も結婚式でやりましたがお酒が飲みきれずに暫く
残っていました。ご祝儀の代わりに『呉春』を持っていったのは
だぶったかもしれません。



有名な音楽関係の人もご友人です。
すばらしいピアノ演奏を聴かせていただきました。



京舞も間近に見られ宮川町まで彼女の姿を見に行きたいものです。





お色直しもあり緋色のドレスが素敵です。



友人代表のご婦人。普通の人たちの集まりのようで普通でないのですが、それが一番良いことでしょう。



素敵な2月の春を思わせる午後でした。




帰りは友人の英国製オープンカーの幌を開けて
ギターとカメラ鞄を背なの後ろに積んで帰りました・
ドアミラーに後続のフェラーリが目映いです。

きょうはそんな何だろうの一日でした。
2009 02/16 01:12:10 | 日記 | Comment(0)
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大分県の由布市から耶馬渓方面に抜けることにしました。谷合にはいくつも古い村があり、どこを通っても面白い風景が広がります。
また山間の道に咲く名も無き季節の花が、旅人の心を慰めてくれます。例年この時期に九州の山中に咲く白い小さな花を沢山つけたこの植物には、近づいてみると小昆虫が群がっているのが分かるでしょうか。
画面左側下の緑色の“ブローチ”はコアオハナムグリです。

不思議な風景、これはダムの人造湖が流入する土で埋まりかかったので浚渫しているところでしょうか。

のどかに草を食む牛の群れ。日出生(ひじゅう)台という自衛隊の演習地です。人間はもちろん立ち入り禁止。歴史は古く明治期から陸軍の管轄です。

ここで進路を変えさらに高台へ。こういう風景、見慣れていますが好きです。

峠の上から。大分の風景、山の姿には熊本や鹿児島のような男性的雄渾さはありませんが、反面そこがほっとする所があります。「帰ってきたぞ〜」って。

平凡なシーン。上空からみると棚田です。もうすぐ田植えですね。護岸の石積みなど注目もしませんが、江戸やもっと先史からの百姓の営みの積み重ねです。

院内地方に多い石の眼鏡橋。僕の心の世界遺産。

杉の巨木2本に見とれて車を停めました。藤群(ふじむら)神社とありました。推定樹齢400年。長寿は何であれ有り難いことです。
社殿を丁度修復中で、地に置かれた建材が分かるでしょうか。
一人の大工がもくもくと作業中で、鋸引かれた杉材の香りが境内に漂っていました。江戸も昭和も平成も、ずっと昔からこの風景は変わらない。


耶馬渓に出ました。柱状摂理など火山岩が奇怪な様相をあちこちに飛び出させて、道行く人の眼を驚かさせてくれます。
秋の紅葉と春の新緑と、シーズンのドライブは楽しいです。

今回の小発見。この木造の建物はもしかしたら貴重な戦前建築のホテルかもしれません。ベランダで布団を干しているので営業中とわかります。

深耶馬渓鴫良(しぎら)にて。右に向かえば柿坂、山国川方面へ。左に曲がると豊後森。このあとは右に曲がって耶馬渓ダムの湖畔で洒落たレストランを見つけお昼を取りました。
高校時代に工事中のダム付近で乗っていたバイクのチェーンが切れて4キロ以上押し、柿坂の町で修理工場を捜して、さらに日曜日で工員がおらず事情を話し開けてもらった工場で自分で修理した思い出があります。
いま思えば若い日の苦い経験、あの日の苦闘の跡も今は湖の下です。

湖面から入ってくる爽やかな風に一瞬、おだやかな夏の表情を見た気がしました。
2007 06/07 03:14:01 | 旅日記 | Comment(0)
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久大本線(久留米と大分を結ぶ九州横断の線路)を大分から列車に乗り1時間で湯布院盆地に入る。由布院駅の一つ手前に南由布の駅がある。
進行方向の正面に由布岳の美しい姿が聳え、清々しい高原の風が車窓に飛び込んでくる。私の久住、阿蘇の旅はいつもここで前奏曲から本章に入ったと感じる。それは初めてここにきた時から30数年経っても変わらない。



由布院駅は近年、九州の軽井沢駅の趣きを備えるようになった。昔は雲仙がその役割であったが。


ここには九州唯一の自動車ミュージアムがある。やがてはフォロワーが現われるであろうが、ちょうど河口湖の同類ミュージアムのような、時代と文化が混在した、「あの時代」の混沌とした雰囲気がある。

表に停めてあるボンネットバス。なんと元北陸鉄道の所有である。
(近産コーチ/いすゞ製)


レストア前のモーリスマイナー。タクシーの表示はおそらく遊び。

中2階に飾ってあるMG−TD。

2Fのカフェから。湯布院は盆地なのでどちらを見ても山が見える。
朝霧の発生で国道は亀のような運行になることも多い。

マツダの古い消防車。三角形6面体のような正面デザインは見事。
いかがわしさの証明その1。館内各所に置かれたジュークボックス。
今でも100円入れるとレコードが降りてきてワウフラッターしながら歌謡曲を唄う。


さらに屋外には飛行機も。何じゃこりゃだが操縦席には誰が見てもゲーセンのパネルが埋め込まれて100円で“操縦”できる。このアバウトな発想がこのミュージアムの魅力かも。
2007 06/05 09:44:37 | 旅日記 | Comment(0)
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