私が住んでいる「
南国市」は県内でも有数の農作地帯です。
かつては、この開けた平野部で古代人が米作りを始め、土佐の稲作の発祥の地といわれています。
平安時代には土佐国の中心である国衙がおかれ、奈良・平安・戦国時代にかけて土佐の政治・文化・経済の中心地として栄えてきました。この、先人が守り育ててきた豊かな自然環境と伝統文化に感謝し、この優れた遺産を未来につなげていくことが大切だということで、その一環として「
食育のまちづくり宣言」を行いました。
南国市は、10年ほど前から「
食育」に取り組み、「
地産地消」を基本にしています。
学校給食においては市内の小学校全校で地産地消の給食を実現し、全国でも食育の先進市であります。
今年も、「
まほろばの国からの教育改革・ふるさとの未来を拓く食育のまちづくり」と銘打って「
南国食育フォーラム2006」が開催されました。

南国市の食育キャラクターである「
こめおくん」と「
まいちゃん」が玄関でお出迎えです。
南国市の
ホテル・ホリディイン高知に約500名の参加者が集まりました。遠くは、
北海道の恵庭市長もご出席くださいました。南国市の
西森教育長の基調講演の後、元札幌TVアナウンサーで食育や地域づくりをテーマにした講師や執筆活動で活躍中の
林美香子氏による講演がおこなわれました。
その後、
林講師をコーディネーターに、西森教育長、勝野美江・農林水産省情報官、針谷順子・高知大教授、西本・JA南国市経済事業本部長によるパネルディスカッションがおこなわれました。
休憩時間には、試食コーナーに黒山の人だかりが...。
「
やはり、地元の農産物でできた食べ物は美味い!!」
パネルにて、各学校や団体の取り組みも紹介されました。
これからも、この「
地産地消」を大切にしていきたいと思います!
