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日帰り旅行の翌日、母の様子を見に行って見たのですが、母が盛んに謝るのです。

長生きをしてごめんねと言うわけです。

まあ、この不景気の時代老人がいなければ、この施設にしても、病院にしても若い人の働く場がなくなってしまうことになってしまうから大きな社会貢献をしているんだよ、それにお母さん達が若い時に貯金をしながら、私に保険を掛けるように大学を出してくれたので今度はその保険金を受けとる時期が来たと言うことだよと話しあって来ました。

90年生きてこんな生活ができるなんて最高だと言っていましたがそう言ってもらえれば息子としても最高です。

息子がいなければ数千万円の貯金をしておかなければ有料老人ホームなんて無理だし、役所を含めて各種手続きも施設入居手続きも不可能に近いですから。子供を作ることは大切だとも言えます。

不幸にして子供を作れない夫婦もいるのですが、それなりに心の準備と老後資金の準備、法的対応の準備等々とともに、貰い子、養子のことも考えておくのも一つの手だと思います。

母の介護をしてみて痛切に感じたことです。

それにしても、戦時中、戦後を必死で生きてきて日本復興に役立って来た老人をもう役は終わったと後は子供たちに見てもらえと切り捨てて、老人にこんなことを言わせるなんてひどいものです。

せめて民主党が政権を握る以前に主張していた後期高齢者医療保険の撤廃を実現して欲しいものです。

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今回の日帰り旅行で得た一番大事なことは、体力が以前に比べて極めて落ちていることに気がついたことです。

なにしろ甲府駅でバスターミナルからステーションビル2階にあるトイレ一往復しただけでその後軽い足痛を感じたのです。

そんな調子ですから広河原、北沢峠などに行っても妻がせっかく来たのだから少し歩いて見ようと言っても一人で行って来て、俺はここで待っているよと言うことになってしまいます。

こんなことでは日本一周旅行どころか世界一周旅行なんて及びもつかない話しになってしまいます。

84歳近くまで旅を続けるためには体力の増強を今後の最重点課題に切り替えて生活する必要があると言うことを思い知らされた旅であったことです。

しかしこんな単純なことがなかなか出来ないのです。

原因は近くの坂や野原を歩き廻るのが続かないのです。これを続ける良い方法は犬を飼って夜、飲み屋を梯子をしながら散歩に毎日出歩くことですが、この場合旅行中の犬の飼育が問題になります。

なかなかうまくいかないものです。
でも、ここで生活を切り替えないととうてい80歳代の海外旅行なんて肉体的に無理だと言うことは明らかだと結論しました。

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妻は仕事で出ているし、母は新しい施設で良好のようなので久しぶりにパソコンの前に座りRSSやインターネットニュースを見ていたのですが、ついでに、次に予定している鹿嶺高原を見てみました。

伊那市長谷にあるのですが、私の生活していた天竜川方向からは伊那山脈の影になり見えないのです。地図で見ると高遠美和ダムからかなり奥です。

私の車は2段切り替えのため、エンジンブレーキの効き目が弱いので下り坂が心配になり、伊那市役所の観光課に問い合わせた結果、長い下り坂になるが、今までブレーキの焼きつきによる事故は聞いたことはないし心配な場所があればレバーを1にしてエンジンブレーキの効き目を最大にして降りて来れば良いでしょうとのこと。それで行って見ることにしました。

次に海外に目を向けて第一回はどこにするか考えたのですが、息子がグアムが良いと言うので行って見るかと調べたところ確かに近いし安い。

ついでにハワイ、タヒチに足を延ばせないか調べたのですがすぐは分かりませんでした。
84歳まで2ヶ月に1回旅をするとすれば1年に6回、後20年で120回。

実際には数多くの冠婚葬祭のためもっと回数は減りますがそれでもかなりの費用になるので、安く上げるために旅行会社を利用せず、領事館をフルに利用してパスポートは自分で持って歩くようにしようと思っているので手始めには良い所ではないかと思いました。

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南アルプススーパー林道からの帰りに飯田線で伊那市から飯田まで帰って来たのですが、この時間帯高校生の帰宅時間。

女子高生がいっぱい乗っていて、席をさっと空けてくれて、2時間近くを座ってくることができました。感謝感謝です。

2時間近く電車の中を眺めていたのですが、目の前の女子高生足を無邪気に開いてスマートフォンでゲームに夢中です。

私はゲームが嫌いなので、これから大学を目指さなければならない何をしているんだとイライラしていたのですが、時代も流れているのでやむないかななどと考えた挙げ句、これから先、この女子高生たちに結婚して子供を産んでもらい母となってもらい、育て上げてもらって日本を背負ってもらわざるを得ない貴重な母体なのだ、先ほど席をさっと空けてくれたお嬢さんのような娘さんもいたのだと思い直してニコニコしながら帰って来ました。

良い日帰り旅行でした。

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南アルプススーパー林道の伊那市側と甲府市の分水嶺に北沢峠があり、そこに長衛荘と言うレストランも兼ねた宿泊施設があります。

紅葉シーズンもピークを過ぎたと言うこともあり、数人の従業員は手持ち無沙汰と言う風情です。

中には机にうつぶせ寝している人もいます。

私が気になったのはここに働いている人たちの厚生年金がどうなっているかです。

月7万円くらいの年金を積み立てないと月30万円程度の年金を受け取ることが出来ないと思ったのですが、ここの施設だけでは年間を通した安定した仕事量の確保は無理だと思うのですが、たくさんの施設間で安定した仕事量を確保できて安定した賃金と年金積立、国保支払いができれば良いのですがどうなっているのかなと人ごとながら心配ですね。

しかし、この不景気下、アルバイトやフリータにしても仕事が有るだけ増しに思えでやっているとお先は真っ暗です。

若いころは固有技術、管理技術の習得に励まし、老後のことや社会福祉のことは会社や行政が管理してやらないと若いころに熱中して習得させてやらないといけないことに熱中できず、本人はもちろん会社にとっても社会にとっても大きな損失になるのではないかと思うのです。

山小屋で言えば、まずは体力作り、料理、お土産販売技術の向上、宿泊施設全般の管理、大丈夫かなあなどと思いながらお酒を2合ほどカンパのつもりで飲んで、妻は絵葉書や本を買って帰って来ました。

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北沢峠から高遠方面に降りてくる途中、運転手さんがバスを止め鹿嶺高原と伊那富士の両方を教えてくれました。この両方から甲斐駒がよく見えるようです。

どちらも登ったことがないので次は鹿嶺高原と伊那富士に登ってみようかと妻と話しながら下って来たのですが、行った先で新しい未知の場所を教えていただけると言うのも旅の楽しみの一つです。鹿嶺高原をインターネットで調べたら、夏にテントを張ったり、キャビンを借りたりして子供達家族と星空を眺めて一夜を過ごすのも一興かななどと思いました。

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南アルプススーパー林道をバスで走っていると、甲斐駒ヶ岳、伊那谷方面からは東駒ヶ岳と言うらしいのですが、私は初めて山を見ることができました。

岩で出来た山で遠くから見ますと白っぽく見えます。御影石でできているそうで、昔は海の底だったため近くでは貝の化石が見られるとのことです。

我が家の5歳になる孫は今昆虫や地球儀に凝っているとのことなので、地球は生きていると言う事実を目の当たりにして勉強できて良いのではないかと思いました。

ともかくたくさんの知識と経験の綾なす賜物が知恵になるのですからせっかく近くに良い勉強資料があるのですからぜひそう遠くない将来見せて上げたいものだと思いました。

それと来年からは2ヶ月おきに国内外の旅行を推定寿命84歳まで繰り返そうと言うライフプランを立てているので、孫の学校の休みに合わせて年齢と興味に合わせて連れて行っても良いななどとも思いました。

我が家の子供達には大学卒業前に海外旅行を経験させてやりましたが、可能な限り若い時のほうが豊かな知恵を生み出すためには良いに決まっているのですから親に代わって爺じ婆ばが経験させてやることができれば良い贈り物なるななどと思った次第です。

やはり旅は斬新なアイデアを生み出してくれて良いものですね。

母の状況をもう少し見て母が大丈夫そうなら息子夫婦とも相談しライフプランを見直してキャッシュフロー計算表も見直してみようと思います。

お金は天下の周り物と言います。お金のあるご老人が握ってしまい子孫のために使えないと言うことは残念なことです。

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南アルプススーパー林道の売りは紅葉と滝と温泉ですが、この３つ私の故郷辰野町でも十分いけるのではないかと思いました。

まず紅葉、辰野町の横川、ここの紅葉は半端でなく綺麗です。

滝は三級の滝、大滝、七滝、山肌には無名(名前はあるのわかりませんが)迫力のある滝があります。

温泉については、かやぶきの館と言う薬草湯があり遠く遠州、三河、県内であっても温泉地、松本、塩尻方面からお客様に来ていただいているお風呂があり宿泊も可能です。その他世界的に珍しい蛇石、戦国の武将木曽義仲が手がけた瀬戸城址史跡があり、マンガン掘削の跡もあります。

現在は国有林敷地内にあり、勝手な造作は出来ないのですが、町が借りて管理し観光施設化すれば良いのではないかと思います。

伊那市に抜ける経が岳は、登山愛好家でもうんざりするなだらかな山道なので、これを利用して途中に山小屋を作り2日がかりでも楽しめるハイキングロードにするなど十分観光に利用できると思います。

ついでに、小泉さんの秘書だった飯島さんが言っていたと言う、横川峡に、辰野町と木曽を結ぶ林道を通せば、重要な産業道路ともなりたくさんの人々に来ていただけるようになるのではないかと思うのです。

見知らぬ土地の旅はいろいろな夢を膨らませてくれて楽しいものです。

昨日は母の飯田転居から1週間が経ち安定しているので、気分転換にと南アルプススーパー林道周遊に行って来ました。

旅をするのは良いですね。

まず、頭にきたのがバス会社やお風呂会社のホームページが更新されておらず、交通費で二人で5千円近く損失が発生。バスの中で文句を言ったら、車掌さんこともなげに、ホームページは当てにならないですよとのこと。

お風呂に行ったら入り口に、「本日は○○時〜○○時までは予約のため一般の方はお断りします。」とのこと。

1日前に各社のホームページを見て来たのです。

今回に限らず、フィットネスクラブなどでも急なイベントはホームページに反映されないことがあります。

現代人は、行動直前まで行き先の情報を確認していますので、せめてホームページを持っている会社やお店は、頻繁に情報をホームページに反映させてお客様に損をさせないようにして欲しいものだと思いました。

そうは言っても初めての南アルプススーパー林道周遊は良かったです。

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獣道化は目立った変化なしだったですが、母から頼まれた杖がどうしても見つからず、もしかしたらと妻と妹にも電話してみたのですが不在、もしかしたら蔵の中かも知れないと蔵の鍵を探し出して開けようとしたのですがこれが開かない。

諦めて飯田に帰る途中妹から電話があって鍵の使い方が間違っていたことがわかり、がっかり。

年をとってくるともの忘れが激しくなると言いますが困ったことです。