エッヘン
人工衛星のアンテナ
通常の無線電波は地表を伝達してきますので、アンテナは、縦や水平になっています。これに対して、人工衛星の電波は、水平線-頭上-水平線と移動していきますので、今までのアンテンでは、水平線の電波を受けれますが、頭上にくると弱くなってしまいます。
高い周波数ではパラボラアンテナで追いかけますが、137MHz程度なら棒アンテナを工夫すれば頭上の電波を捕らえることが出来ます。
NOAA気象衛星は南北の極軌道で、地球が自転することで全ての面を撮影することが出来ます。そのため、頭上にあるのは11分と短く、高速で移動していますから、ドップラーの周波数移動が発生します。このためアンテナも進行波を配慮した形状となります。

原理的にはダイポールアンテナのねじれ型です。衛星の電波には向いています。
2008 04/02 22:38:48 | 何故の解明 | Comment(0)
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