ノロウイルス
日曜日に、回転すし屋で牡蠣を食べました、その翌日の月曜日に胃の調子がわるくなり、火曜日には、胃の中でガスが発生して、吐き気がひどくなりました。下痢のためガスがでなくて、ゲップで胃が張った状態です(もったいないので我慢)、食欲はあり、熱はありません。 この症状はノロウイルスと思われますので、ノロウイルスを調査しました。
ノロウイルス−従来は小型球形ウイルスと呼ばれていたものです。ノロウイルスはウイルス性食中毒で、生カキの喫食に起因する食中毒事例が知られています。
しかし、初冬から春先にかけて(ナベ料理の季節)、保育園や学校、病院や高齢者施設などでは、食中毒として扱うよりも感染症として扱った方がよいようなノロウイルスによる急性胃腸炎の集団発生が起きていす。
発生時期がインフルエンザの流行時期とちょうど重なっていることから、従来は集団風邪、胃腸カゼ、あるいは嘔吐症の集団発生として取り扱われてきていたようです。
患者からの排泄したノロウイルスは衣類、乾燥した塵埃、二枚貝などを介して他の人に伝染する食中毒ウイルスなのです。
路上の嘔吐物が乾燥して空気に漂い体内に取り入れられることもあり、患者からの伝染を防ぐ必要があります。
生の貝(二枚貝)は危険です、良く加熱してください。(85℃以上の加熱が必要)
患者は最後に風呂に入ってください。(シャワーで済ますほうが良い)
嘔吐が無ければ、口からウイルスは出でない。(ゲップは?)
食物や水分が症状を緩和させます、ノロウイルスに感染してしまったらたくさん食べ、飲むと良いようです。私はビールでノロをやっつけます。
おまけ
牡蠣にあたる人とあたらない人の違い
唾液中の組織・血液型抗原に結合しない人は問題が少なく、結合する人は唾液と結合してノロウイルスが増殖します。
何度もあたると抗体ができてあたらなくなりますが、好んで抗体を作る必要はありません。
ノロウイルスの血清型には大きく分けて2つのグループG1型とG2型…があり、更にG1型には9種類、G2型には約20種類の血清型があるといわれています。毎年、数種類の血清型のウイルスが検出されます。数が多くあり何度も感染しますので予防が大切です。
牛肉は加熱しても狂牛病(アルツハイマ、ボケ)を防げません、食べないことが予防です。
ノロウイルスはこんな入り口は すぐ通過します。